待ち構えていたパラダイスだぜーー
俺はこのパラダイスを
「もう2度と堪能できないだろう。」と思った。なので、いっぱい楽しむ!
その時たまたま、セクシーなお姉さんと目があった。
お姉さんは手で「こっちに来て」と合図している。それにつられて歩いて行くと、誰かとぶつかった。
「ごめんなさい」と通じるはずもないのにいう。そして、あたまを下げる。
でも、頭をさげたら、突然優しく手で
あたまをあげられた。
そしてその目の前には、なんと美人なんでしょう!!
すごい美人さんが目の前にいた。
その人は「頭を下げなくてもいいよ」と言ってる見たいな雰囲気を漂わせている。なんて優しさだ。優しさがにじみ出てるよ。どこかのあの人とは正反対だな。
だが、さっき俺を誘ったセクシーさんが
こちらにやってきた。なんかすごい怒っている。そして、優しいさんに何か行っている。なんだか言い争っているな。
・・・まさかこれって、夢の
『俺のために争わないで』じゃね
そんなことを考えずっとニヤけていると
遠くから
「・・み」
「な・み」
と声が聞こえ聞こえる、なんだと思いつつ声に集中すると、
「鳴海ー!!!!」と耳元で大声で叫ばれた。
俺は驚くと・・・あれさっきの場所じゃない。ここどこ?
「やっと目覚めた。あんたここに着いた時、気失って倒れてたの。てっきり死んじゃったと思ってたけど、ふぅ、よかった。」
最悪、俺のさっきの出来事は全部夢だったのか。ツラ…
「よーし目覚めたなら、さっさと行こ」
そう言い、彼女は強引に俺を立たせ
なんかの建物に入った。
建物の中はさっきと真逆で全員男。
はぁ、なんか吐きそう。
「おれ入り口にいるから、用が終わったら読んで。」と凄いくらいトーンで言う
「う、うん。わかった。なんか暗いね」
そう言い彼女は奥に進んでいった。
多分あれだよな、俺が倒れたのって疲れだよな。やっぱ乗り物欲しいんですけど
そんなことをずっと思っていると、彼女が帰ってきた。
「よしお待たせ、じゃあギルド行こ」
また歩くのか、多分今度こそ死ぬぞ
そんな重たい足取りでギルドに向かう
歩いている最中さっき何をしていたか聞いてみる?
「あの建物なんの店?」
「え?あーあれは、魔力のケアをするところ」
いきなり知らない言葉を言われたので
首をかしげる。
「何、魔力のケアって?」
「魔力ってケアしないと、そのうちコントロールが全然出来なくなっちゃうの。」
「え?じゃあ俺もケアとかしないとだめなんじゃ?」
「あ、あんたはしなくてもいい。だって
使ってないもん」
あっ、そーですかー
「で、私は特にケアの回数が多いの。
理由は神が混じってるから」
「神ってそんなコントロールむずいのか?」
「そりゃあね。だって、5属性使えるのよ」
「へー」と思いつつ、足が痛いんで
そっちの方に意識が集中してしまう。
そして、やっとの思いで、ギルドについた。入ると今日はフォリアがいなかった。マジかー、今日は会いたい気分だったのに…
そんなことを思いつつ、クエストボードを見ると、彼女は秒のような速さで取っていった。
そして内容を見ると、『ペットを探してください』と書いてあった。
ふざけんなよ、また歩かせるつもりか
ほんとこいつ鬼だな。
俺は心底そう思う。