表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界行けたが言語が通じねぇ  作者: メルキー
1章 異世界行けました・・・
33/163

近頃眠いぞよ

33話

私たちは稽古場を出て家に帰った。

家に帰ったら早速、やつに洗濯・掃除をさせる。昨日は時間がなかったので

自分で掃除をしてしまったが、今日は

彼にされる。いや、絶対にやらせる。

なんせ、私の下僕なのだからするのは

当然じゃん♪


ローブを脱ぎ鳴海に投げる。

彼はちゃんと受け取れず、落としてしまう

「あー、落としたー。ちゃんと受け取りなさいよ。」

「あっ、ごめん。まぁ、許してこれから洗うんだし」

まぁ、確かにそうだ。

彼が雑務をしている最中、私は寝る。

リビングの椅子で寝る。正直眠い。稽古をしたあとはほんと眠くなる。

てか、昨日、あいつに寝顔が見られたが、正直別に構わない。

別に私、寝顔酷くないし。てか、

逆に可愛いから…

もし昨日、あそこで可愛くないと言っていたら、多分視力は奪っていただろう。


まぁそんなこんなで寝る。結構寝付きはいい方だからすぐ寝れる。

そして、私が目覚めると彼は私の前に座っていた。

「ふぁ〜。あぁ、終わった?」

「う、うん」

なぜか彼は挙動不審だった。

どうしたんだろう?

「何かあった?」

「いや、急に目覚めたから正直な驚いた。」

なんだそれだけか。

本当に人に慣れていないな。こいつ

まぁ、急に美少女が目覚めたらそりゃ

ビックリもするか。

「で、早く飯作ろうぜ。

腹減ったんだけど」

あ、そうだ。昼食の時間だ。

そうだ、まだ1人だと作れないのか

このペースで行って一週間で1人で出来るのか?いや、させるか。

可愛い子には旅をされろ?見たい感じか

ん、違うか。まぁいっか


で、そのあとはいつも通りだ。

作り、並べ、食べる。

だが、彼は食べてる最中頼み事をしてきた。

「なぁ、クエストなんだけど」

「ん?」

「難易度の高いやつをお前と一緒に

やってみたいな。昨日みたいなことにはなりたくないし。」

ほう。

「でも、私とやると、全部1人でやっちゃうわよ。だってあんた頼りないし」


「はっきり言うなよ。まぁ、強い敵を

見てみたい☆みたいな理由もあるし。」

「いいけど、あまり高いのを選ぶと

移動中に泊まり込みでやることになるよ」

そう言うと、彼は目をキラキラさせて

「おぉ、移動中に泊まるとか、冒険者っぽい。行こうぜ、ぜひ行きましょう」

と言ってきた。

修学旅行気分できてるなこいつ。

まぁ、あまりの難易度の高さに挫折するといいわ。ふふ、ふふふ。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
できれば、1日に2回更新できたら いいと思っています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ