私の1日とくと目に焼きつけろ!
今回からあっちの世界の1日だけ美咲目線で
物語りを書こうと思いますので
よろしくお願いします
31話
目覚めると朝になっていた。
いつも通り日差しは強く、正直まだ寝たい。
だが、あいつ・・そう鳴海こと下僕より早く起きないと、主人としての威厳が保てなくなる。
自分の部屋から出て、階段を降りて洗面所に行く。階段を降りる時は、音が響かないよう気をつける。
そりゃ、だって音響かせて歩くと
"女の子なのに"見たいな風に思われたくないし
何よりそれで起きたら申し訳ないし。
一階に降りた時には私しかいなかった。
「よし!私の方が早く起きた♪」と思い嬉しくなったが、
「あ、1人の時はこんなこと思わなかったのに」となんだか、あいつが来てちょっと私の生活も変わったのかもしれないと思ってしまった。
そして、顔を洗い髪を整え、服を着替える。私は服をそこらへんの女子の平均所持率よりも持っていない。
服はパターンが決まってないから、あまり多く買う理由もないとおもっている。
あと、外出る時ローブきてるから、
あまり関係ないし。
あぁ、そういえば前あいつに2日に1回洗うとか言ったけど、あいつが来てから稽古するようになったから、
1日1回になったこと伝えないと。
そんなことを考えてリビングに行くと
「おはよー。やっぱ早いね」
と鳴海が、起きてきた。
「おはよ。あんたが寝すぎなだけよ。
それより朝食作ろ私が手伝ってあげるのもあと5日だけよ。」
そう言うと、あいつはショックを受ける
ふふ、私は彼のこういうところが良い。
ちゃんとリアクションが顔に出るところ
2人で食事を作る。主に私がリードしているが、鳴海は最初よりも上手くなっている。これも私のおかげね。
そして、作り終わり、並べる。
この並べ方は、私の家で代々伝わる並び方だ、だから、キチンと守る。
そして、食べる前にあの言葉を言う。
こいつはまだあまり覚えていない。
てか多分覚える気がないのだろう。
食べ終わりあいつに片付けをさせる。
私はそのあいだ、気を高めるために
座禅を組む。これによって、新たな能力を解放させる。今やってるのは瞬間移動
でも、さすがにすぐには覚えられない。
あいつが片付けを終えるとローブのことを伝える
「そういえば、ローブ2日に1回って言ったけど、1日1回にするから」
「え〜なんで?あれ結構洗濯大変なんだよ」
「あんたが来てから稽古するようになったけど、そのせいで匂いが気になるの。
私1人だったらクエストしかしないから
あれだったけど」
そう言うと、「はいはい」見たいな言い方をして納得する。
今の言い方は腹立つなぁ。まぁそこらへん気にしないけど。
そして、お待ちかねの稽古タイムの時間がやってきた。
「よーし。稽古場行くよ」
私の愉悦が炸裂する時間だ。
さーて、今日も1日楽しむか。