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異世界行けたが言語が通じねぇ  作者: メルキー
1章 異世界行けました・・・
30/163

荷物が重いぜ

30話

俺達は食材を買うため、俺が転移された場所まで歩いてきた。


だが、俺は、そこまで食材などには興味はあまりなかったし足が痛かったので

階段と思わしきところに座り、彼女が買い終わるまで待つことにした。


そして、俺はこの場所の観察?的な理由で周りをキョロキョロしていた。

そしたらなんと、気づいたことがあった

それは、外に子供がいないことだ。

あたりの家の中には子供の姿がちらほら見えるのだが、外には一切出ていない。


なんということだ。これじゃ、

あ、別におれはちがうけど

ロリコン・ショタコンどもが爆死してしまうじゃないか。

もしも、いや本当にもしもだけど

俺がロリコン(男の子にはそこまで興味がない)に目覚めてしまったら

ずっっと、人の家を覗くという、

それこそ変態性質の持ち主になってしまう。

いや〜、年下好きじゃなくてよかった。


そんなこんな考えていると、


「おまたせ。買い終わったよ。

じぁ、帰ろっか。」

と彼女が買い物を終えて来た。

そして

「はい。コレ持って。

もちろんこれらもあなたの仕事だからね♪」

なかなかの量の食材の入った紙袋を渡された。いざ持ってみると

「重っも!なんだよ、買いすぎだろ」


「仕方ないでしょ、買い置きしてるんだから いいから帰るよ。」


だが、重い。結構な重さで手が痛くなる。だが、それを紛らわせるため何か話そうと思う。だが、


「なぁ・・・」

「ねぇ・・・」


とこれまた珍しく、2人のしゃべるタイミングが被った。


「あぁ、あんたからいいよ」

と美咲が言った。


「じゃあ。なぁ、今日なに作る?」

と今日の晩ご飯の心配をした。


「そんなどうでもいいことで、私と

会話のタイミングが合うなんて・・

なんで無礼なの。

まぁ、とりあえず、和食かなぁ。」

となんだか、申し訳ない気持ちになった。


「じゃあつぎ、私から言うけど

あんた、さっき座っている時なんか考えていたけど、心の声でかすぎて

まる聞こえなんだけど」


なぁ!さっきの会話聞こえていたのか?

なんかやだなぁ…

だが、彼女はまだ話を続ける

「正直聞きたくもないのに、すごい聞こえてくるから気をつけた方がいいわよ。

ほんと、こっちの言語覚えて、さっきみたいなこと思ってたら、心の声読み取れるやつが聞いたら絶対変な目で見られるわよ」

そうか、ならこれから気をつけよう・・

とか言っても、どっかで忘れてしまいそうだが。


話しているうちに家に着き、早く荷物を置きたくて、リビングに急いだ。


「ふぅ。重かった。あと足いてぇ」

「もぉ、本当に筋力つけなさいよ

これから困るわよ」


まぁ、そうなのだが、それはそのうちやる。


「そういえば、洗濯もの取ってきて、もう乾いてるから」

俺は裏庭まで行き、洗濯物を取る。そしてたたむ。たたみ方がいまいちよく分かってないので、自己流でやる。


それから、夕食を作り、食べ、片付けをし、そのうちに彼女が風呂に入るなどと

昨日と同じような動作をする。


そして、やっと来た。

俺のお勉強タイム。自分の部屋から

重い本を持って、リビングまで運ぶ、

とりあえず、重い。


「さて今日わ、た行〜ら行までやるわよ。」

普通に昨日より多い。

「おい、昨日より多くないか?」

「そう?まぁ頑張れよ!」

俺は結構疲れていたが、なんとか睡魔に負けずに頑張った。てか寝たらその時点で命が危うい。

そして、今日のノルマまで終わると

「ふぁ〜、眠い

教える方もつらいわ。

じゃあ寝るわ。おやすみ。」


「おやすみ。いい夢を」

などとよく分からないことを言った。

そしたら、笑いながら

「だっさ」

と聞こえてきた。

うん、悲しいな…


そして、また重い本を自室に運び、

さすがに疲れすぎて自習はできないので

寝た。すぐに寝付けれた。

はぁ、今日も終わった。

俺の異世界2日目が終了した。



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