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異世界行けたが言語が通じねぇ  作者: メルキー
1章 異世界行けました・・・
26/163

新たなヒロイン?枠

26話

俺はこのイケメンと小指握手を交わしたあと、彼女からギルドのことについて説明された。


だが、彼女が口を開こうとした時、

肝心なことを思い出した。


「あ、彼の名前聞くの忘れてた…」と

でもまぁ、こっちの世界の言語覚えてからでもいいかと思い、吹っ切った。

そして、彼女のいう事を真剣に聞く。


「ギルドっていうのは、文字通り、クエストを受けたり、他の冒険者と親睦を深める所なの。」


そう言われた瞬間、俺は疑問に思った。

親睦を深めるって言っても、この場所何もなくね?飲食する場所ねぇし。


彼女は、俺の思ったことを読み取ったらしく

「まぁ、確かに何もないけど、飲食なら

他のところですればいいじゃない。

わざわざ、ここで飲んだり食べたりしなくても」


いや、まぁそうだが、なんだか、夢が潰れた。

俺の夢はギルドで冒険者達と飲んだり食ったりしてどんちゃん騒ぎをする。

という夢があった。


「で、話を続けるけど。ここのボードに紙がたくさん貼ってあるでしょ。これがクエスト。クエストには難易度があって、星1が誰でもできて、星7からが"常に死と隣り合わせ"ぐらいのレベルかなぁ。

そんで、難易度が高ければ、高いだけ

報酬が増えるの。

ちなみに、過去何年間もクリアされてないクエストクリアしたら、家がもらえる見たいなケースもあるの」


そう言われた時、何か思い当たる節がある。試しに聞いてみる。


「おい、まさかあの家…」


「そう、ご名答。5年間クリアされてないクエストがあって、その紙に、『倒したら家あげます』って書いてあったのよ、

だから、家欲しくて、受けたら、倒せちゃった♪」


俺はそれを聞いた時、驚きで声が出なかった。あの戦いを見て凄いとは思ったが、まさか、ここまでやばい奴だとは思わなかった。


「でよ、このクエストはここの看板娘

フォリアに頼むの。」


彼女に指を向けられたフォリアが俺に、

そう!!この、俺に向けて、手を振ってくれた。


俺も手を振ったが、

看板娘だけあって、とても可愛い女の子だった。

多分年齢は俺より下だろう。

あれ、ギルドに行く楽しみ増えたな

あは、あは、あははははは。


そう思っていると、美咲はフォリアに何か耳元で囁いてる。


俺が「何話したんだ」というと


「あの男、あんたのことエロい視線で見てくるから気をつけた方が、いいよ

実際、今、変な妄想してたから

って、言ってやったわよ」


「余計なこと言うなよー!

てか、俺そんな目線も考えもしてねぇし」


「へぇ〜。だって、

『俺より年下だ、やったぜ』や

『毎日ギルドに行く理由増えた。何して

口説こうかな』見たいなこと考えていたのにぃ?」


やはり、多少バレていた。

俺の悪いところ、

物忘れが激しいところ。


だが、フォリアが再び美咲を呼んで話している。


そして俺に向けて、

「あの子、肉食系だわ。

だって、さっき、

『全然構いませよ。それに、あんな可愛い顔した子がきたら、逆に私が何かしちゃうかも♡』って言ってたし」


そう言われた瞬間、急に恐怖が…

女の子って怖い。やっぱ見た目で判断しちゃダメだ。


「そんなことより、なんか受けるよ。

とりあえず、あんたでも行けそうな、

ん〜、よし。難易度3ぐらいのやついくよ。」


そう言い、その紙をフォリアに出し

俺たちはギルドをでて、

町の外に出ることになった。


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