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異世界行けたが言語が通じねぇ  作者: メルキー
1章 異世界行けました・・・
25/163

ねぇ、私キレイ?????

25話

まずいな。 ここで聞かれるとは予想外だ


俺の予想では、夜の勉強中に聞くのかと思い、その前になんて言うか考えておこうと思っていた。


だが、さすがに問いただすのがはやい


「えっとですね。だから先ほども言った通り、洗濯物を洗う場所を聞こうと思い

あそこに寄っただけですよ。はい!

そういうことです。」


心の声を聞かれないよう、心を無にする。


「へ〜じゃあ聞いていい?

私の寝顔どうだった?」


彼女は真顔でそう言ってきた。

俺はよくわからず


「へぇ??」


と返した。


「だから!、可愛かったかって事を聞いてんの。こんなこと言わせないでよぉ」


彼女は照れながら言ったが

俺は、「自分で何言ってるか分かってる?」と言いたかった


が、さすがにやめておいた。


でだ、ここで嘘をつく理由もなさそうなので本当のことを言う。


「うん。可愛かった。」


「普段とどっちが可愛かった?」


「正直に言うと、寝てる方が俺は好きだな」


「へぇ〜。そうなんだ。ふ〜ん」


彼女は間をおいて


「じゃあ、いいや。私の顔を眺めていたことをゆるす。

じゃあ、ご飯食べよ」


なぜかよく分からないが、許された。


だが、俺はあの寝顔が見れたことをとても嬉しく思う。記憶の中で永久保存しておこう。

あー、なぜ、あっちの世界から、携帯電話か

カメラ持ってきてなかったんだろうか。


「あんま変なこと考えないでね」


「は、はい!!!」


昼食が終わり片付けをする。


片付けも最初に比べて、多少早くなった気がする。


片付けが終わると、彼女が


「じゃあ今から、ギルドいこ。

あなたに説明しないといけないこと

たくさんあるから。」


そう言われた。だが、まだローブが乾いてないのではと言おうとしたが


「ローブならもう乾いてるわ。あのローブ特殊な作りで、日差しがあれば1時間程度で乾くから。」


と心の声を読まれた。


「じゃあ、とってきて。おねがーい」


俺が取りに行くのか。

まぁ、下僕なのだから、仕方がない。


俺は裏庭に行き、ローブを取りに行った


他の服はまだ乾いていないのに、ローブだけは、乾いていた。


俺はこの技術に感心した。

と同時に疑問も生まれた。

「なんで、こんな早く乾くんだ?

・・まぁ、異世界ならこんなの一つや二つあるか。」


おれは自分のローブをその場で着て、

彼女のローブを持ち、家の中に入る。


「おぉ。ありがと、ありがと。

やっぱ、お手伝いさん兼下僕がいると楽だわ

自分でやること減るし。」


やはり、彼女がこう言うこと言うのは

直した方がいいと思う。

絶対ショック受ける人が沢山いると思う。


「さて、行きますか」


そして、俺たちはギルドを目指す。


ギルドは武器などが置いてあった場所にある。


ギルドに着くと、早速誰かが来た。


「**÷〆<>>#」←来た奴


そいつは男で、なかなかイケメンなだった。

その男はこの世界では珍しく顔に変化はなく、

俺たちみたいな人間のような感じだった


「♪〆・・*○[→」←美咲


「/))(:「]・:€」←イケメン男


何を言われているのかわからずボーっと

してると、突然俺に


「☆°°=〒:」といって小指を向けてきた。


おれが困っていると、


「どうぞよろしくって言ってるわ。

それはまぁ握手みたいなもんだから

小指で握手して!!」


そう言われ、小指握手をする。


彼がとびきりいい笑顔を向けてくる


俺にはその笑顔が眩しすぎるが、


この世界にきて


初めてここの住人とコミュニケーションをとった。





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