まさかのイベントきついっすわ
23話
彼女が、疲れたと言ったので
俺たちは帰ることにした、
だが、「ちょっと待って」
彼女は俺に突然そう言う。
俺は突然言うのでびっくりする
「んっ、一体何があったんだよ?忘れ物か?」
「そんなわけないでしょ。あんたじゃ
あるまいし。」
「(いや、俺忘れ物したことねぇし…)」
彼女は急に小声で、
「ねぇ、気づかない?この広場に敵が
いることを。」
俺は突然「敵」という言葉を聞いて
背筋が凍る。
「はぁ、なんだよ敵って?そんなのこの町にいるのか?こんな平和そうな町に?」
「平和そうだから、危険なの。
まだ言ってなかったから説明してあげる。この世界には地区が何個かあって、
で地区には今の所
町がひとつしかない。
そう、ここだけなの。
で、稼ぐところもここしかない。
だから、金や食料目当てで
この町で悪さをする奴が出てくる。悪さをする奴は、個人又は組織で活動していて。組織は今の所一つしかない。
で、出てくる奴は多少魔法が使える程度で、武器を振りかざしている奴らばっかだから、冒険家でも簡単に倒すことが出来る。でも、親玉は魔力の量が異常らしい。そんな噂がこの町に広まってる。」
そんな、この町にはそんな奴らがいる
なんでだ、こんなイベントは聞いてないぞ。
「あんたも気をつけることね。多分私と一緒にいると出くわす可能性高いから」
「えっ?おい、おい、ちょっと待て。
ていう事はまさか。」
急に頭がクラクラする。
「そう、私がそこの部下の何割か倒しちゃってるから、ねらわれてるの…
なんか、ごめん」
あぁ、俺も狙われる…
「まぁ、心配しなさんな、この私が
守ってあげるから。大切な下僕枠は
守らないと」
なんだろう、彼女が言うと、
本当に守ってくれそうだ
「で、敵の数はどのくらいなんだ。」
「えっと、魔力の気配から
3、5、8・・8人くらいかぁ
あーぁ、私も本気で狙われてんなぁ。
まぁ、早く終わらせて、
昼食にしますか」
そう言ったあと、彼女は大声で
「€〆×÷÷#+÷÷+*→8…-/,,」
「もう、いいよ出てきなよ、8とはまぁ、本気できてるねぇ」←翻訳
「<:+!#/○〆」
「そうか、ばれていたか!
しかも数までとはな、流石だ。じゃあ狩らせてもらう」←翻訳
まだ、読み方まで習ってないので分からない。だがなんとなく察する
そして、相手がそういった後、
8体が俺と彼女を囲んだ。
「うげ、俺も囲まれた。」
「→→€^!」
「やれー」←翻訳
「心配しないであんたは私が
まもるから」
そう言いながら、彼女は
何も唱えずに武器を出現させた。
なんだ、唱えずに出せるじゃないか。
まぁ、そんなことは置いといて
彼女が取り出した武器は
な、あれは、七支刀
さすがにあれは一目見ればわかる
こんな武器そうないものだから
この武器まで、作るとは
彼女の知識なかなかすごいぞ。
「見てるといいよ、私の本気をね!!」
彼女はその武器を
いとも簡単に振り上げている。
なんだよ、この強さ…
1人で無双しているじゃねえか。
そう思っていると、
「鳴海後ろ!」
俺は、後ろを振り向くと、男がナイフを振りかざしてくる。
「あぁ、ダメだ…武器取り出す時間ない
ここで、詰んだよ。」
そう思っていると、突然敵が目の前で倒れた
「何ぼさっとしてんの。死ぬよ」
彼女が武器を投げて
俺を助けてくれた。
「よいしょっと。あぁ、しぶといね。
てか多い。もうウザいから本気だそ。」
そう言うと、何かを唱えている
「αΔΞη
お前ら、、これで終われ!」
突如、七支刀が相手の数の分だけ
空中に出現した。
「日本の力なめんなよ。
刀魏銘聖」
そうなんかカッコいい技名を言うと、
刀が相手目指して突撃していった、
そして、相手は気を失ったように全員倒れた。
だが、血は出てない。しかも全員
「私の武器全部、モンスター以外には刃
なくしてるから。血は出ないようにしてるから安心して。
じゃあ、帰ろっか。お腹すいちゃった。」
彼女は何事もなかったように、けろっとして歩き出した。
だが、俺には、なかなか衝撃的すぎて
立ち止まっている
「どうしたの、早くこないと置いていっちゃうよ。私がいないと何にもできないのにねぇ〜♪」
そう言い、俺は彼女に追いつこうとし
歩く。
だが、彼女こんなにも強いなんて…
なんか、すごい人と出会ったなぁ。
そして、俺の予想外のイベントが終了
した。