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異世界行けたが言語が通じねぇ  作者: メルキー
1章 異世界行けました・・・
19/163

もう姫は無敵ですわ

19話

美咲ことチョロ咲が・・・


「ちょっと、今変なあだ名で考えてた


でしょ?」


ギク?!


「私まだ、修業中だけど、多少は


人の心読むことができるの。


正確には読み取れないことが残念だけど、


きっと読み取って見せるわ♪」


改めまして、美咲が、俺のために


武器をもう一つ買ってくれた。


だが、今日はもうさすがに家に帰る。


「帰ったら、何する?」


「時間的に晩御飯作りかな」


そうか、もうそんな時間か、


あの痛めつけられていた時は一体


どのくらいの時間がたっていただろう?


怖くて、想像もしたくない…


そして、家に帰り、美咲と一緒に


料理を作った。


その様子も昼と同じよう


まるで、料理教室の様な光景だった。


夜は、結構、こってりしたもので、


彼女、油も簡単に扱えるんだよ。


さすが、凄いね。


そして、そんなこんなで、夕食が終わり


俺が、また"1人"で片付けをしていると


「パジャマも用意しておいたから


お風呂から上がったら、それ着て」


パジャマなんて買ってあったか?


てか、パジャマできちんと寝るって


やはり彼女きちんとしている。


もう、優等生だろ。


裏の顔は多分・・・


おっと、


また、心の声が読まれたらマズイな。


そして、俺が皿を洗っている最中


彼女は風呂に入った。


で、終わっても、まだ入っていた。


「長いな。」


平均の入浴時間はわからないが、


俺の皿洗いは軽く25分かかった。


逆に俺の皿洗いの方が長いのか。


そんなことを考えていると、


彼女が上がってきた。


服装は、上下長袖だった。


なぜだ、期待している自分がいた。


だが、突如


「なんか期待してたでしょ?」


何、また心の声が読まれた。


おい、彼女この数時間で


上達してないか?


「私が、いくら綺麗で可愛いお姫様でも


さすがに、毎日昼みたいな格好して


ないから。残念だったわね。」


何かいうと、心の声が


読まれそうだったので心を無にする。


「あんたも入ってきて、そのあと、


お勉強してあげるから。」


そう言われ、俺も入る。


そう思い、風呂を見ると、


薔薇が沈んでいた。


おい、まじでか。


もう、姫より女王だよね。


だが、薔薇のいい匂いがして


幸せだった。


で、上がると


リビングの机には大量の分厚い本が


置かれていた。


「さーて、3日で覚えてもらうわよ」


あぁ、風呂にずっといれば良かった。

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