表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界行けたが言語が通じねぇ  作者: メルキー
2章 やっとこの世界に慣れてきたぜ!
163/163

good end 〜前に進む者〜

正直goodなのかtrueなのか良くわかりませんがきっとgoodですよね?ね!

end 裏

俺はどうすればいいか分からなかった。

ここで、お別れなんて

・・・本当にいいのか?

つい皆の顔を見てしまう。

ヨイとフォリアはここにいて欲しいと言う様な表情をしていた

しかし美咲だけは、いつもと変わらない。

そして、そんな俺を見て一言

「迷わなくていいんだよ!!」

迷うな・・・・・そうか、、、、なら!

「俺決めた。現代に帰るよ!」

そう言った時、ヨイとフォリアは落ち込む。

「ほう。何故そうする?」

「美咲の一言で決めたんだ。

『迷うな』ってつまり、

逃げるなってことだろ?

俺は現代で何もかも諦めていた。

いや、、、、逃げていたんだ。

だから、変わるよ。

新たな自分になる為に。

「そうか、、なら行くんだ!!」

俺はドアに向かって歩き出す。

でも、まずはお別れの挨拶を

「フォリア。」

「はい!!!」

「まず、感謝をだな。

俺を何度も何度も回復してくれてありがとう」

「いえいえ。それが私の仕事ですから。」

「なんか、俺のことお気に入りだったようだけど、俺なんかよりいい人たくさんいるから

見つけて幸せになれよ!」

「そんな事ありません!!

鳴海さんが1番です!」

するとヨイが割り込む

「そうです!!鳴海くんが1番です」

「あの〜今私の番なので、黙ってもらっていいですか?」

「良いじゃないですか〜

だって、、、、、最後だから…」

「やめて下さい。そんな顔したら

、、、私まで悲しく…」

ヨイとフォリアが涙目になる。

なので、俺はそっと2人を抱きしめた。

「ありがとう。こんなに好かれる俺って幸せ者だね!」

「鳴海さん」

「鳴海くん」

「さて。次はヨイだね。」

「はい!!待ってました!!」

「最初はユリだったよね。」

「あー、そんな事もありましたね。」

「で、裏切られたり、仲間になったり。

色々あったな〜」

「ありましたね〜でも、ずっと鳴海くんの

こと好きでしたよ。ユリの時から」

あっ。それは初耳だ。

「そうなんだ。知らなかった。」

「そうですよ〜。だから・・・」

すると、ヨイは俺の唇に自分の唇を重ねた。

「ふぅ。やっと出来た♪」

まずいぞ。隣にいるフォリアが震えてるぞ。

「あ〜な〜た〜!!

最後の最後に何してるんですか!!!」

「嫉妬ですか?嫉妬ですよね〜」

「こいつ〜」

「まぁまぁ、落ち着いて。

(こいつら今後大丈夫か?不安だな)」

「この人なかなかヤバイ人ですから

私不安です!」

「はぁ〜それはこっちのセリフです!!」

よし!2人が言い争っている間に美咲の所に・・

「やぁ。モテるって大変だね。」

「ほんと、大変だよ…」

「それで、私にはどんな言葉を?

思い出があり過ぎて1日あっても足りないよ。」

「だからさ。簡単に済ませます。

今まで、、、、お世話になりました!!!

俺、お前と出会ったからからここまで

来れたんだ!!

だからさ、だからさ。

本当にありがとう!!!」

「やばい。泣きそう。あんたに泣かされるなんて、私もまだまだって訳ね」

俺は微笑む。

よし!!じゃあ行こう。

俺はドアまで向かう。

ヨイとフォリアの顔を見ると、

「ここまで来たら仕方ないか!」と

言うよう表情になっていた。

良かった。湿っぽいのは嫌だ。

そして、ドアの目の前に立つ。

振り返り最後の挨拶を言う。

「みんな今までありがとう。

ぜっっったいみんなの事忘れないから!」

そして、ドアノブに手をかける。

よし行くか。

・・・よし行くか。

・・・・・ダメだ。開けらんねぇ。

覚悟を決めたはずなのに・・・

みんなと離れたくない…

「あぁ!!もう仕方がないな。」

後ろで美咲の声がした。

したと思うとなぜか隣にいる。

「え?!美咲なんで!!」

「やっぱ、あんたには私が必要みたいね。」

すると、美咲は俺の手を握りドアを開けた。

そして、みんなに向かって

「私がいなくても大丈夫だよね?

だから、あっちに行ってくるよ。

あと、ごめんね〜」

「いや待て!!美咲はここに居るべき人なんだよ。だから、俺だけで良いんだよ。」

「ここに居るべきって…

私、元々あんたと同じ世界の人だよ。

だから、帰るだけ。文句ある?」

そして、俺たちはドアをくぐり

こちらの世界に帰ってきた。

俺たちがいる場所は自分の家の目の前だった。

ドアはすでに閉まっており、

開けてもきっと異世界には戻れない気がする

そしてだ。「うわ〜マジで来ちゃったよ。」

目の前には俺の手をずっと握っている

美咲がいる。

「よろしくね。私の下僕さん♪」

「え〜この世界でも下僕なの?

てか、家どうするの?」

「どうすんのって、あんた今まで誰の家に住んでたと思うの?

恩返しをしなさいよ。」

「いやいや!!無理だよ!!だって、

なんて親に言うの?」

「うーん。帰国子女とか言ったら?

私、英語くらいなら喋れるよ。

『こいつ、親がいなくて、帰ってくる所

無いらしいから、俺の家に住ませていい?』とか言ったら?」

「ほう。それはいい。」

「じゃあ!!行きますよ!」

「あぁ。」

何回か深呼吸をする。

「よし!!!ただいま!!!」





最終回を迎えました!!

これまで読んでいただいたみなさんありがとうございます!!

無事モチベが保てて良かったです。

次の作品はもう考えていますので

来週あたり出そうかなっと思います。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
できれば、1日に2回更新できたら いいと思っています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ