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異世界行けたが言語が通じねぇ  作者: メルキー
2章 やっとこの世界に慣れてきたぜ!
152/163

一方その頃。

151話

▷時間は遡り数時間前◁

「ふぁ〜おはようございます。

おねえさ・・・・いない。」

ヨイはなぜベッドに美咲がいないのか

疑問に思った。だが、

「そこまで気にする事でも無いか」と思いもう一度寝た。

だが、その数分後。

「美咲さん!!!!」

と隣の部屋から声が聞こえてきた。

「うっさ。寝たいのに・・・」

すると、やつは部屋に入ってきた。

「美咲さんいますか?!!」

彼女は部屋を見渡した。

しかしいない事にすぐ気付いた。

「いないのか…なら探さないと!!」

部屋を出ようとしたその時、

「ちょーい、ちょい!!

私にもなんか言いなさいよ!!」

だが、それを無視して部屋を出る。

「無視かよ…」

さすがに起きた。

「おい!!無視すんな!!

あと何があった??」

するとフォリアはあまり答えたく無いのか黙っている。

「人が質問してるからさ〜

答えようか?!!」

「あ〜はいはい。分かりましたよ。

とりあえず、美咲さんが消えました。」

「え?なんで消えたって分かんの?」

「なんでって言われても、、、

今より早い時間に見かけたからですよ。」

「散歩じゃない?」

「散歩にしては長すぎません?」

2人は嫌な予感がする。

「じゃあ、お姉さまを探そうよ!!」

「言われなても探す気でしたから」

それから2人は準備をして、家を出た。


彼女たちは走りながら移動する。

「ね?あの人が行きそうな所ってどこ?」

「う〜ん。まぁ、家、、、ですかね。」

「根拠は?」

「・・・・・・家だから」

「あ、そう。」

それから2人は美咲の家が見える距離まで

たどり着いた。

すると、ヨイは何かを発見した。

「だれか、、、死んでる。

あれってまさか…」

2人は大急ぎで向かった。

するとそこには正面と背後それぞれに

剣が突き刺さっている、美咲を見つけた。

「う、うそ・・美咲さんが死ぬなんて…」

それを見てフォリアは泣き出した。

ヨイはその間に脈を測った。

すると、

「いや、まだ微かに生きてる。」

と言い出した。

すると、さっきまで泣いていたフォリアだったが、急に真剣な顔になる。

「ほんとに?本当にまだ生きてるのね」

ヨイは頷く

「それなら私にでも治せるかも!!」

そして、フォリアは美咲を囲むように

魔法陣を描き出した。

「お願い死なないで!!」

フォリアは自分の魔力を大量に注いだ。

だが、彼女はいつまで経っても意識を戻さない。

彼女は焦りを感じた。

「なぜ??なぜなの?もう起き上がってもおかしくないのに・・・」

そして、回復を終えた時には

ひどく落胆した。

「ごめんなさい。美咲さん…

私が力不足だからあなたを助けることが

出来ませんでした。本当に、、、

ごめんなさい。」

フォリアは美咲を抱きしめながら言った。

しかし、その瞬間

「お!生きてる生きてる!

よかったよかった。・・・って

フォリア?なんで抱きついてんの?」

「えっ?!!」

フォリアは顔を上げた。

それはあまりにも唐突であり、衝撃の

出来事だった。

そして、彼女の目には涙が溢れた

「もう。本当に、、バカ!!」

そして、フォリアは美咲を強く抱きしめた。

「ちょっと!年上に向かってバカとは

なに、、って、痛い。てか苦しい。」


その光景を慎ましく見ていたヨイだったが、

向こうから人が歩いてくるのを

見た時、突然走り出した。

「鳴海く〜〜〜ん!!」

突然大声で自分の名前を呼ばれた彼は

驚いた。

「え?あの声何処かで聞いたこと、、

ん?あれってヨイだよな?」

鳴海はヨイがあんなに叫ぶ子だと

思っていないので驚いた。

「鳴海くん??大丈夫ですか?

痛いところないです?

あったら私が治してあげましょうか!!

あそこの百合(ゆり)受け付けさん

なんかより500倍ほど上手いですよ!!」

鳴海はフォリアを見た。

すると、まだ、抱きついていたので

「あぁ・・・フォリアそうだったのか…」

「はい!そうですとも!!

なので、将来の花嫁は私で決定ですね」

彼は思った。

「ヨイってこんな子だっけ?」

しかしそんな気持ちなど一瞬で冷めた。

「おいおい。もう戻ったのか??

つまらないな〜。やはり調節を甘くするんじゃ無かった。」

この声は「カクマ・・・」

「よう!鳴海」









10/2 今日の投稿時間だいぶ変わります

ご了承を

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