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異世界行けたが言語が通じねぇ  作者: メルキー
2章 やっとこの世界に慣れてきたぜ!
149/163

お前の弱点見っけ!

148話

私は彼の剣を食らってしまい、その場で

倒れてしまった・・・・って、思った?

残念。言ったでしょ?今日の私は絶好調だって。

こんな所で死んでたまるかっての!!

私は彼の剣が当たる直前

「『La() torent(トレント)』」と唱えた

なので、闇のオーラに包まれた剣は

空間に飲まれた。

「ナニ???」

鳴海も驚いてる、驚いてる!!

だが、彼はもう片方の剣で私を攻撃した。

でも、隙だらけだよ!!

「『breited(ブレイテッド)』」

放たれた魔力弾はゼロ距離で鳴海に当たる。

そこそこ吹っ飛んだ。

だが、鳴海にはあまりダメージが通っていない様に感じた。

「フッ。ヤルナ…なら、ホンキ。ダスか!」

彼は自分の持っている短剣を取り出す。

「『Code(コード) ()』」

彼の剣は前に見た事ある形に変化した。

うわぁ〜でた…槍に鎌と刀がついた

チート武器が出てきたよ・・・

それも、もちろん危ないし怖い。

だが、まだ光のオーラに包まれた武器が

残っている。

私はそれも怖い。まだ、何かを隠している様な気が…

そして、彼は攻めてきた。

私はどこかで反撃するチャンスを伺っていたがダメだ。

防御で精一杯だ。

クソ…こんなの昨日と同じじゃん。

あるはずだ。きっとどこかに。

反撃するチャンスが!!

考えている間ずっと攻防戦が続いていた。

そして。

・・・・・・あ、気づいた。

この武器を振りかざしたあと必ず手元が少しブレてる。

この武器ってもしかして反動が大きい?

まぁ、それもそうか。

ずっと片手でこんなバカでかい武器振り回しているんだから、手ぐらいブレるか。

なら!!最大防御しかないか!!

「『protect(プロテクト) rise(ライズ)』」

そう唱えると剣は一気に防御力が増し、

彼の武器を弾いた。

「?!!!」

よし!!ビンゴ!!なら今度こそ決める。

「『私は全てのものと同化。

それゆえに仮の体はとうに捨てる。

・・・・・』」

私は詠唱を唱えた。

だが、鳴海は危険を察知したのか、

後ろに後退し

「『osealoi(オセアロイ)』」

と、あの武器を投げてきた。

だが、これの回避はもうできる。

こんなのジャンプすれば怖くない。

なので、私は全力でジャンプした。

すると、それと同時に彼は

光のオーラに包まれた剣を私に向かって投げた。

でも、その間にも詠唱の続きを言う

「『だから、ここでは何者でもない

自分自身になる。

私たちは一緒になる』」

しかし、彼は突然しゃべる

「オレのそのケン。なぜヒョウリかワカルカ?

オモテとウラはカナラズあわさる。

ユエに、そのケンもオナジ。

いずれはヒトツニモドル。」

私は言ってることが分からなかった。

どういう事だ?一つ?闇の方は空間に

飲まれたからもう無いはず。

でも、なんだろう。この違和感は?

ものすごい恐怖が襲ってくる。

えっ、もしかして!!!!

恐る恐る背後を振り抜く。

すると、もう片方の剣が私めがけて飛んできた。

なんで??・・・・あ、そういうこういう事か…

表と裏はいつしか同じ動きをする。

それは、表と裏が一つになる時。

そして、あの剣もまさにそうだ。

ダメだ。空中だから避けられない。

でも・・・・・・大丈夫。

そして、その刹那。2つの剣は

同時に私に刺さった。

「テイシ。カクニン。」









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