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異世界行けたが言語が通じねぇ  作者: メルキー
2章 やっとこの世界に慣れてきたぜ!
148/163

今日の私は絶好調!!

147話

ふぅ。物凄い殺気だ…

昨日なんかとは比べものにならない。

殺す対象がいると、こんなにも違うものなの?なんか、勉強になった気がする。

・・・まぁ、そんな事はどうでもいい。

結局、強い事に変わりはないのだから。

でも、今回の私は違う。昨日は魔力が

少なかったから、負けそうになっただけだ。

でも、今の私のコンディションは最高!!

だから、今日は負けない!!

「デハ行くぞ!!『Code(コード)・・・』」

「させるか!!」

あいつの複合魔術は多分だけど最後まで

唱えないと発動しない仕組みだと思う。

だから、鳴海には申し訳ないけど、、、

その両腕、使い物にならないようにするから。

彼が唱えている最中、私は背後から2本の剣を

出現させた。そして、それを鳴海の両腕に

向かって飛ばした。

「『ミニ・刃烈奏(はれつそう)』」

だが、

「アマイナ。オレがキヅカナイわけナイダロ」

彼は自分の持っていた短剣を瞬時に取り出し、両方の剣を華麗に受け流した。

あぁ、そうだよね〜。あいつ背中に目があるもんね。

私の作戦は見事に失敗した。

本来であれば、両腕に刺さり、動かない時に

どうにかして元に戻す。と言う方法だった。

腕の方はフォリアに頼めば治るので心配はしていなかったんだけどなぁ…

そして、彼はなぜか不気味に笑っている。

私の気持ちなど御構い無しに。

「よし。オモシロイモノをミセテヤロウ。」

そう言い、地面に刺さった二本の剣を掴んだ。

あぁ、やっぱこいつにはルールなんて

無意味なようだ。

・・・なんで剣掴めてるの?!!

「なら、もうイチド。

Code(コード) 表裏(ひょうり)』」

彼が持っている剣は一瞬にして形を変えた。

その武器からは大量の魔力が放たれている。

まさにオーラを放っているみたいだ。

片方は、目を覆うほどの眩しさで全てを浄化してしまう程の光。

そして、もう片方は漆黒で覆われ、目を背けたくなるほどの闇。

これは、、、とんでも無い魔力だ…

だが、ふと疑問に思う。

その剣は昨日みたいに何かの

武器同士が合わさっている感じがまったくしなかった。

私から見る限りあれはただの西洋剣だ。

「な〜んだ。普通のもできるじゃん」

私がそう言うと彼は微笑する。

「フッ、フツウのでアレバイイのだがな。」

私はあまり意味が分からなかった。

普通じゃない?まぁ確かに、あれ程の

魔力を放っている剣は見た事はない。

ただし!!昨日のよりは全然マシだ!!

私は両手に日本刀を作り、鳴海に向かって走り出す。

「『闘蓮刃(とうれんは)』」

私が日本刀を振りかざすと、刀から衝撃波が飛び出した。

「ハァッ!!!!」

だが、その衝撃波は闇をまとっている剣によって、打ち砕かれた。

うわぁ〜何よあの剣・・・どんな火力してんのよ…

「じゃあ!ツギハコッチからイクゾ!!」

鳴海がこっちに向かってくる!!

なので、瞬時に回避を、、、

しようとしたが、鳴海の方が圧倒的速い。

このままだとあのトンデモ火力で攻撃されてしまう。

私は日本刀でガードし、

「『protect(プロテクト)』」

と唱えた。これは、瞬間ガードを強化する魔術なので、そう簡単には破られない。

しかし、『light(ライト) down(ダウン)』」

彼がそう叫び、光をまとった武器で日本刀を

攻撃すると、見事に粉々にさせてしまった。

まずい、、、、

「シネ。」

そして、彼は闇をまとった剣を振りかざした。





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