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異世界行けたが言語が通じねぇ  作者: メルキー
1章 異世界行けました・・・
14/163

お料理教室開講

14話

彼女のきている服は、


体のラインがはっきり見えるセーターに


ショートパンツという、


なんとも、男の目を釘付けにする


格好でやってきた。


そして、その時気づいたのだが、


彼女、スタイルがすごくいいのだ。


セーターからは、


胸の膨らみがよく分かり、


足も、細く、


さっきまでは、ローブで隠れていたので


そんなこと気にすることはなかった。


だがぁ、今は違う。


部屋着になったことで、


いろんなところが


あらわになったので、


急に照れてしまう。


あれ、なんだろ、顔が赤いぞ。


彼女は、鳴海の顔が


赤くなっていることに気づき


「あれ、どうした?


ま、さ、か、


私のこの格好に照れてるのぉ?


やっぱ、あんたも男だねぇ。


なんでだろ、


私ってなんでこんなスタイルいいんだろ


こんなんじゃ、男どもが全員私に釘付け


じゃない。


私ってなんて罪な女」


なんだろう。


腹がたつ。


「でも、私もいつもこんな格好している


わけじゃないんだからね。」


「ふーん、そうかなぁ?」


「なに言ってんの?今日はたまたま、


そうたまたま準備していた服が


これなわけであって。


明日は、普通に露出度が


少ない服選んでるから、


ただの露出おねぇさんなんて


思わないでね。ね、思わないでね。」


彼女は顔を赤くして言ってきた。


よほど、異性にこの格好を


見られたことが無いのだろうか。


すごく、慌てていた。


だが、その様子も、可愛い。


「じゃあ、さて昼食を作りますか。


エプロンそこにあるから、つけてね。」


すぐそばにエプロンがあったので、


つけた。


「で、あんたなんか作れるもんある?」


俺の料理の技術はほぼ皆無にちかい。


料理のさしすせそも砂糖、塩しか


分からない。


だが、目玉焼きならかろうじて作れる。


「目玉焼きくらいなら作れるぜ。」


「…あんた、それ料理してないわよ


だって、卵入れて、待つ。


以上でしょ。


ひどい、この下僕ひどいわ。


顔しか良いところがないなんて。」


俺のゆういつ作れる料理を


料理じゃないと否定された。


となると、本当に俺なにも作れない。


「まぁ、私が教えてあげるから、


ちゃんと覚えて。」


そう言い、彼女はいろんな料理の作り方


を実践して教えてくれた。


「これは、こうして、ちょとずつ


足していくの。そうしないと、味が


濃くなるから」


「ふむふむ、ほう、あーそうか。」


など、まるで料理教室の


生徒と先生のようだった。


そして、最後の料理を作り終えた


時には、料理の基本がなんとなく


分かった。


「じゃあ、これリビングで食べるから


運んで。」


2人で食べるには量が結構多い料理を


運んでいった。


そして、全部運び終わると、


「座るところは決めていい?


できれば、二人が向かいあった


席がいいな。


会話しやすいし。」


そう言われ、彼女と向かい合う席に


座った。


女の子と向かい合って、


食事をするのは、あまりないことなので


少し照れた。


だが、それはすぐに消え去った。


彼女は座ると突然


「それでは、コホン


"我々は今から、食材に感謝をし


作ってくれた人に感謝をし、


この自然に感謝をし食す。


このありがたみは伝わることは


ないだろうが


愛を込めて作り、愛を込めて食べる。


ので、その愛を受け取ってほしい。


神よ、その愛をどうにか伝えて


くださいませ。」


彼女はなにやら、謎の呪文をいった


俺は、あまり理解ができなかった。


いやしたくなかった。


「では、いただきます」


「あ、いただきます」


料理を食べ始める。


料理は美味しい、


すごく美味しい。だが、


気になることがある。


「おい、さっきのなんだ。」


これは聞いておかなくてはならない。


「ん?あっ、さっきの?


あれは私の生まれたこと所では


食事前に絶対言う、まぁ


儀式みたいなもん」


そう言われた時、彼女はやはり、


何か特殊だなと思った。


だが、次の瞬間


「明日から、あんたにも


言ってもらうから


覚えておいてよ。」


突然の寒気が俺を襲った











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