表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界行けたが言語が通じねぇ  作者: メルキー
2章 やっとこの世界に慣れてきたぜ!
123/163

久しぶりにお話ししたなぁ

122話

さぁ、続きをやろうか!!

美咲がよく分からない事を言った後から

なぜか記憶がない。

俺の身に一体何が?

そしてだ、もう会話に戻った方がいいような気がしてきた。


「なぁ、美咲?お前、ヨイのこと知ってたんじゃないのか?」

「うん。最初出会った時から気づいていたよ!」

「え??・・・・何で分かったの?」

「私はあいつの魔力を知っている。

だから、初めて見たときに分かっちゃった♪」

「・・・・・・」

「どうした?もしかして教えなかったから怒った?」

「いいや。むしろ、あんな楽しい時間を作ってくれてありがとう。もし言ってたら俺、怖くて楽しめなかったよ。」

「なんか、良かったねって言っていいのか

ごめんねって言っていいのか」

「気にしなくていいんだよ。」

俺は今でも、ユリとヨイは本当は別人なのではないかと思ってる。

だって、楽しかった。本当に楽しかった。

今日話してみて分かったが、

ヨイがユリになることはないだろう。

だが、俺はヨイと仲良くなりたい。

だって、ユリが俺と仲良くなれたんだ。

ならヨイだって可能性はある。

美咲は俺の心を読んだのか

「ほーんと、お人好しだよね。あんた」

「仕方がないだろ?

俺の初めての彼女なんだからさ」

なぜだか、笑みが溢れる。

「ほんと人の気持ち分かんないよねぇ…」

「えっ?なんか言ったか?」

「何でもない!!」

俺と美咲はこんな状況なのに笑っていた。

やっぱり、俺にはこの世界も仲間たちも必要なんだ。

絶対に壊させられない。壊させたくない。

そんな事を思った矢先

「な〜んで、あなた達ってこんな状況なのに笑っていられるんですか?

本当に、幸せな人たちって怖いです…」

2人の背後から声が聞こえた。

ヨイだ

「どこから入ってきたの?」

美咲が振り向き言う。

「そんなの簡単です。壁を偽りに変えたんです。わたし作るだけじゃなくて、変えることも出来るんですよ!

・・・でも、生きてるものは出来なくて…」

「なぁ、ヨイ…」俺は振り向かず名前を呼んだ

「何ですか〜?鳴海くん?」

「俺たちって、また仲良くなれると思うか?」

「うーん。あなたが私たちの仲間になってくれるなら、いいですよ。

ですが、それ以外だと無理です。

絶対に。」

「はぁ、残念だな。俺お前の事好きだったのに。」

「私は別に何も。でも、暇つぶしにはなりました。」

「そうか…」

「はい!そうです!!

もしかして、ショックでしたか?」

「ちょっとだけな。でもさ、俺は楽しかったから良いんだよ。」

「・・・・・・」

「よーし!じゃあ美咲!!!

こいつを正気に戻そうぜ!」

「私はあんまり賛成しないけど、あんたが言うなら良いよ」

「はぁ、本気で言ってるんですか。

まぁ、いいや

hollow(ホロー) create(クリエイト)

彼女が唱えた時、視界は眩い光に包まれた。

そして、だんだん見えてくる頃には

一面、砂漠が広がっていた。

「さて、じゃあ終わりにしましょうか。

今度こそ!」









評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
できれば、1日に2回更新できたら いいと思っています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ