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異世界行けたが言語が通じねぇ  作者: メルキー
2章 やっとこの世界に慣れてきたぜ!
122/163

まさかの、まさか!!

121話

俺は美咲に連れてこられ家まで戻ってきた。

「いやぁ〜大変だったね!

いま外すごい事になってるけど見た?」

「あぁ…まさかフォリアが…

俺のせいだ!全部俺が悪いんだ!」

「う〜ん。まぁ否定はしないけど、

そんな落ち込むことないよ。」

「はぁ?!!なんで?あいつはもう、、

死んだんだ…」

「い〜や、まだ彼女死んでないよ!」

「・・・・・えっ?」

何でそんなこと言えるんだ?

だって、フォリアはユリ、、、いやヨイによって、殺されたはずだろ?

「あんたあの子が回復に特化した子だって知ってるでしょ?

回復ってのは本来他人にしか使えないもんなんだけど、あの子は自分を回復することができるの。

だから、殺されそうになった瞬間、ずっと回復し続けたらしいよ。」

あぁ。良かった…さすがフォリアだ!

簡単には死なないな!

でも、彼女が話しているのを聞いて何だか疑問に思うことがある。

「なぁ?何で、そんなこと知ってんだ?」

「何でってさっき本人から聞いたからよ」

「えっ?どうやって?だって、ギルドには人が沢山いて入れなかっただろ?」

「まぁ、いたけど、私が『邪魔』って

言ったらみんな道を空けてくれたよ」

うわぁ〜。やっぱみんな知ってんだよ。

この人の怖さ。まぁ、逆らったら死ぬからな。

「いま、何か考えましたか?

海堂鳴海くん?」

すごく笑っているぞ

「い、いえ。な、何も考えておりません!!!!」

「そう?ならばよろしい。

で、さっきの続きを言うよ。

ギルドに入ると、何だか、大人たちがだんまりしてたの。

それで、何があったか聞くと、フォアリが首を吊って自殺したみたいな事を言ってくんのね。

私は心の中では『そんな訳ないでしょ』と思っていたわ。」

「何で?」

「だって、あの子が自殺なんかするわけないでしょ!!

だって、『ユリを殺してでも鳴海さんを手に入れる』って昨日うるさかったんだから」

「そんな事言ってたのか。

なんか、スゲェ」

「凄いよねぇ〜。

そして、部屋に入ると彼女がベッドで横になってたから

鳴海の声で『お前の王子様が来たぞ』って囁いてあげたの。そしたら・・・」

「ちょっっと待て!!

俺の声でってどういう事?」

「あれ?言ってなかったっけ?

私って1度聞いた声は真似ることが出来るの。

あんたの声真似してみようか?」

「やめて恥ずかしい…」

「え〜結構似てるのになぁ〜」

「あの〜、、続きを言ってもらっていいですか?」

「はいはい。そんで、囁いたら

『鳴海さ〜ん!やっぱ私を選んでくれましたね〜!!大好きです。』

って言って、わたしに抱きついて

あげくにキスされそうになったの。」

「ほうほう。」

美少女2人のキスとか何て良いシチュエーション何だ!!

見たかったな…

「心配するな!してないから。

はぁ、私と気づいてもらうためにどれだけ頑張ったことか。

もし、キスなんてされたら、恥ずかしさで、話なんか出来やしない。」

ん?あなたの目の前にされた人がいるんですけど…普通に接してますよね?

「まぁ、この通り元気だって事が証明できたので、あんたを追いかけに行きました。めでたし、めでたしっと!!」

「う、うん。まぁ、めでたしといえば、めでたしなんだけどさ…」

「何〜?まだ、なんか納得言ってないの?」

「そりゃそうだろ?あのヨイって奴のことや、どうしてお前が助けに来れたのとか。」

「そうだね〜。でも、次でいい?」

「次って何だよ?」

「と言うことで終了!!」

「おい!なに言って・・・・」















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