今日も楽しいです!!あざす!
117話
黒焦げになったのもは使えないので
とりあえず、冷蔵庫から使えそうなものを勝手に引っ張り出す。
「ふぅ〜。何作ろう…」
肉や野菜たちは黒焦げになったので
それ以外で作らないといけない。
隅々まで探すと魚や、根菜類を発見した。
「これで何とかしないとな」
それから俺は頑張った。人の家で料理などしたこと無いので、まぁ慣れない。
そして、何分経ったかだろうか。
なんとかうまい具合に作れた。
「ユリちゃん〜。これ、運ぶの手伝ってくれない?」
そう言うとすぐ来てくれた。
「はい!!お任せください!!」
そして、俺の作った料理を見るなり、
「うわぁ〜!凄い!これ全部鳴海さんが?」
「そうだよ。君のために精一杯の愛情を込めたよ」
一度言ってみたかったセリフが言えた。
「そんなぁ〜わたしのためにそんな愛情注ぎ込んでくれるなんて!
もぉ〜鳴海さん素敵!!」
「そ、そうかな!!アハ!アハハ!!」
得意げに笑う。こんな姿、美咲やフォリアが見たらなんと言うか…
「それじゃ運びましょうか。」
そして、俺たちはダイニングまで運び
椅子に座る。
そして
「鳴海さんに感謝感謝です!!
それではいただきます。」
「いただきます。」
優しい子だねぇ〜しかも『感謝感謝』だってよ!可愛すぎるだろ!
そして!!そして!
ユリちゃんが俺の作った量を口にする。
彼女は目をすごく開かせて
「美味しい…美味しいです!!鳴海さん!!私こんな美味しい手料理食べたことありません!!!」
う、嬉しいなぁ。
「そこまで褒めなくていいよ。逆に照れちゃうなぁ〜」
「いいえ!この料理ホントはこれぐらい言う権利があります。」
そして、ユリちゃんは俺の手を取り
「お願いします。教えてください。
先生いや、それだと被るので巨匠と呼ばせてください!!」
「いやいや。止めてくれよ!巨匠なんて俺にそんな才能はないよ。普通でいいから。普通で」
「そうですか?せっかく良い呼び方だったのに…
それでなんですけど、なんか付き合ってるのに私だけ『さん』で呼ぶの変じゃないですか?
だから、『くん』で呼んでいいですか?」
「いいよ!是非是非呼んでくれ!俺もそっちの方がいいな」
「なら良かった。ありがとう・・・
"鳴海くん"」
少し目を開けながら笑顔でそう呼んだ。
あぁ〜!なんて可愛いんだ。
可愛い。可愛すぎる。好き。大好き。
「どうしましたか?なんか顔が赤いですよ、鳴海くん?」
彼女が顔を近づける。
「近い…あっ、いやなんか照れちゃって
女の子に『くん』呼びされる事なんて無かったから。」
「そうなんですか?でも、こんなので照れるなんて可愛いですね。」
さらに照れる。もう、まともに話すことが出来ないくらい重症だ。
「そんなことより、食べて食べて。
冷めたら不味くなっちゃうから」
俺は料理に意識を持っていく作戦に移った。
「確かにそうですね!!せっかく
愛情込めて作ってくれたのに。
さて、食べましょ」
それから俺たちは話をしながら料理を
食べた。
食べ終わると俺と彼女は皿をキッチンに持って行った。
「鳴海くんは作ってくれたから、後片付けは私がしますね。なので、お風呂にでも入ってきたらどうですか?」
そう言われ、俺は風呂の場所を聞き、
向かう。
風呂は綺麗だった。新品見たいに汚れなど一つもなかった。
そして、薔薇も浮いていなかった。
まぁ、それはあそこ限定か…
俺はしばらくゆっくりしていた。
すると浴室ドアから人影が見えた。
そして、何やら服の脱ぐ動作を始めた。
おいおい、待て待て、
それ以上はダメだ!!
「ここからは18歳以上の人から見れません」
見たいな感じにはなって欲しくない!
だから俺は浴室ドアを少し開け顔だけを出そうと思い出すと。
そこには誰もいなかった。
「あれ??今確かに誰かいたよな?
、、、、疲れてんのかな?」
不思議に思った俺は体を冷やそうと風呂から上がった。
上がるとユリちゃんがリビングで座っていた。
「あ!上がりましたか。それじゃあ私も。
・・・覗かないで下さいよ!!
いくら大好きな鳴海くんでも、怒りますよ」
「分かってるよ。さすがに覗かないよ。いくら大好きなユリちゃんでもね」
彼女はニコッと笑い風呂に向かった。
俺はその場に座っていた。
彼女が上がるで
アガッてくるまで・・・・
あ・ラな・イかな・・・
ウトウトしていた俺は
気づいたその場で寝ていた。