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異世界行けたが言語が通じねぇ  作者: メルキー
2章 やっとこの世界に慣れてきたぜ!
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お久しぶりのギルドさんだ!!

109話

ギルドに到着すると美咲はドアを勢いよく開けた。

「みんな〜帰ってきたよ〜!!!」

そこにいたギルドの人々はみんな驚いていた。

「おぉ!!彼女が帰ってきた!!」や

「英雄のご登場だ!!」とか

「やっぱ不死身だ。彼女不死身なんだ!!」と諸々。

彼女もなんだか嬉しそうだ。

だが、俺は誰かの視線を察知した。

まぁ何となく分かる。視線を上げずに

看板娘のところまで行く。

「鳴海さん…さっきの出来事なかった事にしてもらっていいですか?」

俺も頷く。あれは俺を励ますために言った言葉だ。だが、今は甘利美咲が帰って来たことにより、正直なんの意味も成さなくなったような気がする。

俺が逆の立場でもそう言っていただろう。

「で〜も。最後の

サ・プ・ラ・イ・ズ

だけは、どんな事があっても忘れないでくださいよぉ?

私なんか脳内で30万回くらいリピートしてますから

分かりました?あと、、、またしてほしいなっ♪」

「アッはい、わっかりました。

覚えておきます。死ぬまで覚えておきます。」

急いで、俺は美咲の所まで戻った。

「おかえり。なんの話をしていたの。」

「あ、別にそんなたいした話じゃ・・・」

話している途中に入り口のドアが勢いよく開かれた。

「よぉ!お前さんたち元気かい?俺も元気だよ〜」

と知らないやつがギルド内に入って来た。

だがその数秒後

「え?待って、その後ろ姿は!」

多分美咲に向けられて言ったのだろう

美咲が髪をなびかせ振り向くと

「ヒョエーーーーー!!!」

と奇声を発しその場に倒れた。

「この声どこかで聞いたことあるな?

・・・・誰だっけ?」

近くにいた奴に聞く。

「なぁ?あれ何?」

「あぁ、あれ?あれはトロイだよ。」

あ、そうだトロイだ。この一週間、会ってもいなかったから覚えてなかったな。

「でも、、、あの格好は何?」

あいつは髪をすごく立てて、ローブも普通では絶対販売されないだろうと言うような形になっていた。それにあの口調。

何かに操られてるんじゃ無いのかな?

とも疑ったが、

「あいつ美咲さんのことに夢中だっだろ?でも、突然消えたから一回は落ち込んだんだ。でも

『これでもう俺を縛るものは何も無い

今度は俺が縛る番だ』とか言ってあの調子よぉ。

まぁ、今日にも多分元どおりだけどな」

ヘぇ〜。まぁ、あいつも大変だな。

まぁ、俺には到底及ばないけどな!!

・・・な〜に胸張ってんだ俺?

自慢できることじゃ無いだろ。

ただの鬱で…

「それより鳴海くん?美咲ちゃんなんで一週間も帰って来なかったんだ?

いつも一緒にいる君なら知ってるだろう?」

「え?!!あ、えっと、美咲は…

そうだな〜・・・・そう!!

美咲はこの一週間、診療所に居たんだ!

なんか、風邪だか怪我だか分からないけど、そこに居たらしいよ!!!」

「へぇ〜美咲ちゃんも怪我するんだな」

「そうですよね!!彼女も怪我をするって

ビックリですよね?」

「どうした?汗が凄いぞ」

「ちょっと暑くて…じゃあありがとうございます」

そう言い、トロイの事を気にもせずクエストボードを見ている美咲の所に行く。

「はぁ〜。嘘つくの苦手だなぁ。俺」

と思っていると

「鳴海!!これどう?いいよ!!凄い良いもの発見した。」

と言われ確認しようとすると。

「じゃあ出しに行くね」といつものごとく確認できなかった。

そして、受理すると

「よーし、このまま私に付いてこーい!!」と

1人でギルドを出て行った。

俺はすぐ後をおった。

するとすぐ目の前で立ち止まっていた。

「おい?どうした行かないのか?」

そう言うと

「ついた。ここ」と目の前の家に指をさした。








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