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異世界行けたが言語が通じねぇ  作者: メルキー
2章 やっとこの世界に慣れてきたぜ!
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まだまだ、治らねぇなぁ

99話

さっきまですごい出来事が起こっていたので、俺は出来れば早く帰りたい。

恥ずかしい…

「顔が赤くなってるよぉ?

どうした?」

「はぁ?!どうしたって、あれだぞ。

さっきまで、あれが行われてたんだぞ!

こんな所でするなんて。まだ家の方が良かったっていうか何というか…」

「何〜?聞こえないな?言葉ははっきり、ちゃんと言わないと!!ね?」

はぁ…これはだめだ。口勝負が勝てねぇ

正直帰りたくて、ギルドから出ようとしたら

「ちょっと待った!ダメです。まだまだ治っていないんだから。無理しちゃダメです。」と

フォリアが俺の前に立ちはだかった

そして、美咲も肩をポンと叩き

「そうだよ。だって、あんたまだ痛いところあるんでしょ?あなたごときが無理をするんじゃ無いわよ。だから、ここで身体治して、その後から、良き私にこき使われるライフを過ごしてもらうんだから」

「ハッ、ハハ、ハハハ」

困るな。病み上がりにここまで言うか…

強烈な副作用よりも、この方が体に有害だな。

「分かりました。覚悟を決めます。

なら、フォリア。早く俺を回復してくれ」

だが、なにやら言いたげな表情をしている。

そして口を開いた。

「それはいいんですけど、鳴海さんと美咲さんを同時に治すには早くても明日になるんですけどいいですか?

私の魔力も使える量限られているから…」

「あ、そうなのか。いいよ。いいよ!

俺も無理して欲しく無いから」

そう言うと、彼女なぜだかもぞもぞし出した。

「鳴海さんが、私のことそんな風に思ってくれているなんて、、そんな優しい鳴海さんと結婚したいです。ねぇ?私どうすればいいんですか?」

あ〜ぁ、こっちがどうしようだよ。これで本当に結婚した相手と別れて、俺のところに来たら、俺多分その相手から殺されるぞ。「誤解だ!誤解なんだ〜!!」とか言いながら。

ここはオブラートに断ろう

「ありがと。でも、気持ちだけ受け取っておくよ。てか俺より相手の方を選んだんだから、よっぽどいいやつだったんだろ?」

「いいえ」

「・・・・はい?」

「私今の"あれ"に恋愛感情とかありませんから。どこかの土地王なだけで」

え?土地王って何?でも王ってついてるよな…

金か〜〜。

あぁ、怖いわ。やっぱこの子怖いわ。

なんだろう。みんなも引いてるな。俺にはそう見える。ただ1人を除いて。

美咲が、凄い笑っている

そして、何かをつぶやいてる

「スゲェわ。あの子やっぱ」

なんだか頭が痛くなってきたので部屋に入って休んでおこうと思う。

「部屋に入って休んでおきま〜す。」

俺がそう言うと他のみんなもクエストを見たり、ギルドを出たりした。

なんか、俺のために悪いなぁとか思いながらも少し嬉しくなる。

この1ヶ月の間に仲間がたくさん増えた

なって時々思う。

なんだか、昔の俺とは全然違うなぁ

世界が違うだけで、こんなに変わるなんて、俺って一体何してたんだろう…

・・・・・・・

あ〜もう、やめだやめ。らしく無いな

寝よう。寝る。

俺は知らない部屋に入り初めて自分から知らないベッドで寝た。







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