表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

イモイチャパラダイス3!!

作者: 阿山利泰

 夏の暑いとある日に、例によって父も母もいなく俺一人で冷房をフル稼働させながら留守番をしていた。

 ガチャッ!

 妹が顔を火照らせて帰ってきた。

「お帰りー」

「あ!、お兄ちゃんただいまっ」

 軽く挨拶を交わし、何か隠し事をしているのか、モソモソソワソワと自分の部屋に入っていく。

 気になるので妹の部屋をそっとのぞいてみる。

「きゃっ」

 のぞいていることにスグ気付いて妹はかわいい反応を示した。

 急いでドアを無理やり閉めようとしたが、軽く力を入れてドアを開けた。

 妹はドアから離れ距離をとる、小動物のような虐めたくなるような瞳で見ている。

「何を隠してるのかな?いいじゃないか、見せろよーっ」

 ほんの少しだけ顔をにやけさせる。

「ええっ、お兄ちゃん、はずかしいよぉー」

 ぷるぷるぷるぷる、首を横に振った。

「いいじゃんかっ、あっ!!UFO!!」

「引っかからないもんっ!」

 頬を膨らませる。

「あっ!!ゴキブリ!!」

「えっ?」

 同じ手なのに引っかかるカワイイ妹である。

 隙を見て、少し無理やり覗き見る…。

「あっ、、、」

「おお!、ちゃんと生えてるじゃん」

 ちょんちょん触ってみる。

「あっ…だめだよぉ」

「これ、なって名前だ?」

 妹はすでに赤い顔をさらに赤らめた。

「マッ、マ…」

「マリーゴールド?」

 なぜか疑問形だが、妹が持っている小さなハチに小さい芽が出ていた。

「太古の昔に育てたなー懐かしい」

「クラスで私のだけ小さくって、はずかしいよー」

 この後、一緒に小さいハチから庭へ移してやった。

一応予告していた、第三弾。予定ではこの辺でこの作品から足を洗おうと思っていたんですが…

案外好評?のため続けさせていただきますが。


なにぶん、作者の直感頼りなので、どのくらい続くか分りません、しかしこの作品を好いてくれる人が居る限り続けたいとは思っています。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] このギリギリ感……たっ、たまらん!!
[一言] 三つとも読んだ 結構好き さらっとしててよんこま漫画みたいなのり
[一言] これは世間様で言う「妹萌え」なんですか?こんな短い文でなんとも味のある…。大したもんですな。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ