表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
闘気士「オーラバトラー」  作者: 月下澪
第1章ハローマイワールド
1/17

第1章 出会い「霧華」

はじめまして!

月下澪です!この度は数多くある作品から

私の作品を覗いて頂きありがとうございます!

是非、温かい目で見守って下さい!


※本作品はフィクションです。

実在する各名称、団体、人物、事件などとは

一切関係ありません。

「ふむ…暇ですね…」

パタンと読んでいた本を閉じ立ち上がる少女


彼女の名は「黒崎 霧華」

ここは東の国イースターからやや南部にある

少し寂しい村。

村の名前すら付いてない程の田舎に少女は暮らしていた


あるものといえば牧場に酒場、小さな図書館と

町役場の様な場所

人口は200人程度で大半は農家と大工で

腕のあるものは中央の都や東よりの街へ

出稼ぎや就職している


特に村が騒がしくなることもなく

イベントや催し物も開催されることもなく

毎日が静かであり、霧華は生きていても死んでいる村

などとぼやいていた


そんな灰色に染まった彼女の世界に変化が

訪れることになる。


「うむ。いい景色だな!街の近くだとこの様な

景色は拝めないからな」


「…知らない人間ですね」


窓から見えたその姿…

背は高め…170cm位、少し長めの藍色の髪

年齢は20代だろうか、それにしては

少年のような服。シャツにジーンズ

それにスニーカーを履いていた

背中に大きな荷物を抱えていて

パッと見では旅の道具だろうか

普段見馴れないその姿をつい見つめてしまってた

そして目が合ってしまった。


「お!…おお!君には素晴らしい才能があるな!」

村の中心部にある噴水広場から

私の家、今彼を眺めていた窓に彼は小走りで

近づいてきた

初対面の人間…それも男性が女性に掛ける言葉としては

最悪なのではないだろうか

しかし霧華は驚きはしたが戸惑いはしなかった

なぜなら…


「私に才能…ですか。ふむ…初対面で1発で見抜くとは

あなた只者ではありませんね?」


「これは失礼した!俺は森崎小金。世界で闘気の

素晴らしさを伝えてる者だ。あと畑弄りが趣味

でもある」


「ふむ…闘気?…聞いたことありませんね。

私、こう見えても魔法は使えますので。必要ないのかも

しれませんね」


「ふぐっ…確かに魔法使えるなら闘気は必要ないかも

しれないなー。でも…」


一体彼は何を言っているのだろう…闘気?それに私に必要ないのなら、わざわざ聞く必要もないのだが…まあ退屈していたところだし

別に最後まで聞いた上で判断しても別に問題ないだろう


「おたく…退屈してるんじゃないか?」

「!」

まさにその通りだった。つい今頭のなかで考えていた

ところだった。

この人…思考が読めるのだろうか


「まぁ、退屈凌ぎに話でも聞いていかないかい?」

そして彼女はニヤリと笑い

「ふむ…ナンパとしては最悪ですが。興味が湧きましたね

確かに退屈してたのでどうぞ聞かせて下さい」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ