表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
写真家。異世界を切り取る。  作者: はりまる
街の地図編
6/24

6話

「次は建築屋さんかな」



「すみませーん」


「おう!嬢ちゃんが今噂の写真家とかっていう」


「あ、そうです」


「それじゃまずは俺らの集合したところでもお願いしていいか?」


「大丈夫ですよ」



「どこに立てばいいんだ?」


「そうですね、できれば看板を背にした状態で撮った方がいいかもしれません」


「そうすると少し場所がないか」


「椅子か机などがあればいいんですが」


「そうか、今持って来るからちょっと待っててくれ!」


「嬢ちゃん服が汚れちまうがいいのか?」


「いいものが撮れるなら構いません」


「俺たちは前を向いていればいいんだな?」


「はい。こっちは向かなくて大丈夫です。それじゃまず一枚ー」



「最後にとびきりの笑顔を一枚撮りますー」


「笑顔っつてもなぁ」


「うーん…それじゃ私に注目してくださーい」


「ん?お嬢ちゃんをみ…ブフォ」


『ガハハハ、ゲラゲラ』


「はい大丈夫ですー」


「お嬢ちゃんそんなこともできるのか!すごいな!」


「いい写真を撮るためですからね!」


「それでどんな感じなんだ?」



「おお…両方ともいいな」


「これなんて親方が凛々ししいじゃないですか」


「俺はいつでもそうだろうが!」



「際立って見えるってことですよ!」


「確かにな。これは入り口に飾ったらいいだろうな。こっちもみんなが笑ってていい絵になっているな。この2枚ともいい

か?」



「いいですけど…まだ地図用の写真…」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ