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写真家。異世界を切り取る。  作者: はりまる
街の地図編
5/24

5話

「こんにちは。街長から依頼されて来ました」


「こんにちは。バー“マスター”のマスターです」


「ここは何が有名なんですか?」


「そうだねぇ…お酒は飲めるかい?」


「少しなら飲めます」


「そうか…飲んでも仕事になるかな?」


「強さにもよりますが…」


「そうか…それじゃ最初に外の写真を撮ってもらって、仕事中の写真、最後に商品の写真っていう感じはどうかな?」


「わかりました。それでは一緒に外に出て来てもらってもいいですか?」


「いいよ」



「話に聞いた通りすぐできるんだねぇ」


「こっちの角度からと向こうからの角度なんですが、どっちがいいですかね?」


「私はこっちの方がいいと思うんだが…」


「奇遇ですね。私もそう思いました」


「それじゃ外はこんな感じでいいかな?」


「次はマスターの仕事風景ですね」



「どんな感じでやればいいかな?」


「いつも通りに仕事してもらえれば勝手に撮っておくので」


「でもなぁ…なんか見られてるって思うと…」


「いつも通りでいいんです。それではおすすめのお酒を一杯いただいても?」


「わかりました」



「これがこの“マスター”の一番人気の“溺れる花園”です」


「フルティーな香りに程よい甘味。口に広がるのは花の蜜のようですね」


「実際に食べられる蜜を使っているのがポイントなんですよ」


「今の優しい顔いいですね」


「え?」


「これが仕事中のマスター、こちらが商品になります」


「へぇー…いつの間にできたのかわからないけどいい出来だ…」


「いいものだと思いますよ」


「これでお願いするよ。これ、金貨3枚ね」



「ありがとうございます。また何かあれば今度言ってください」


「今度はメニュー表でも作ってもらおうかな?」


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