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写真家。異世界を切り取る。  作者: はりまる
街の地図編
2/24

2話

「珍しいね、旅人さん?」


「そんな感じです。色んな場所の景色を見て、写真を撮るんです」


「写真?」


「こんな感じです」


「これはすごいねぇ…綺麗な絵がかけるもんだ」


「絵ではないんですけど…まあ綺麗ですよね」


「絵じゃないのかい?ここは、街の外…すごいねぇ」


「どうですか?一枚」


「いいのかい?それじゃこれ」


「お金いいんですか?」


「ここまで綺麗なものだと飾れそうだからねぇ。少ないけど許しておくれ」


「いえ、ありがたく頂戴します」


「お嬢さん、頑張ってね」


「ありがとうございます」



「嬢ちゃん、綺麗な絵だねぇ」


「ありがとうございます。写真って言うんですけど」


「写真?まぁ、いいや。ウチの外見を描いてもらえないかい?」


「いいですよ。そう言ったお仕事もお受けします」


「出来高払いでいいかな?」


「もちろん。一緒に画角を決めてもらっていいですか?」


「画角?」


「どこからの風景がいいかってことですね」


「ああ、そう言うことか。それじゃ今からいいか?」


「今少し片付けするので少しお待ちしてもらってもいいですか?」


「おうよ」



「この角度でいいですか?」


「そうだな。何箇所か書いてもらって、その中から選んでもいいのか?」


「いいですけど、その分弾んでもらってもいいですか?」


「よければな」


「それじゃ何枚か…」



「おお、仕事が早いな」


「これで白黒か色付きか選んでください」


「おお…色付きの方がいいが…どれくらいかかるんだ?」


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