死んだらどうなるの?
とりあえず使えなくなってしまった脳を含む身体とは離れます。で、あの世にいたときの記憶が一気に思い出される。というわけにはいかないようです。長い間、脳を含む身体が自分だと思い込んできたので、魂だけになってもまだ自分は自分だと信じ切っている。どういうことかというと、私、永瀬けんとが死ぬとします。んで、「あれ? おれ、死んだよな? 身体がベッドに寝そべってるのを上から見てるし、間違いねぇ。つーか意識あるじゃん? マジかよ! スゲー! 死ぬってこういうことか!」
この時点で永瀬けんと君だった魂はまだ自分が永瀬けんと君であると完全に思っています。これはガチの話、永瀬けんと君はこの世からもういなくなったし、復活もしません。永瀬けんと君だった魂に名前はおそらくないし、あの世は名前が無くても個別認識ができるので必要ないと思われますが、それでは分かりにくいので、仮に永瀬けんと君だった魂を魂Aとするとします。
永瀬けんとと名付けられた身体から解放された直後では、魂Aは自分が魂Aではなく、永瀬けんとだと思い込んだままです。この状況を活かして、あの世から永瀬けんと君と生前めちゃくちゃ仲の良かった人だった魂Bとかが現れて、永瀬けんと君だと思い込んでいる魂Aをあの世に行くように促すと思います。上手い促し方です。死ぬ直前に大好きだった人が迎えて来たというひとは結構いらっしゃるようです。うちのおばあちゃんもそうでした。亡くなる結構前から、「お母さんが枕元に現れた」とよく言っておられました。周りからすれば幻覚を見ていると思うかもしれませんが、たぶんそうではないと思います。身体を失った直後の魂はあの世は未知の世界だと思い込んでいるため、誰か信頼できる人があの世から迎え来てくれたほうが、断然あの世に行こうと思うと思います。あの世に戻った魂Aは自分が元過ごしていた場所に戻り、色々なことを思い出すことになります。たぶん。でもそのためには自分が永瀬けんとと名付けられた身体を操っていた魂Aであることを思い出し、受け入れる必要があるんだと思います。魂は神様の一部で、しかも人間を操れるまでに成長している魂なので、想像したものをさくっと体現できます。だから、思い込みも体現されてしまいます。つまり、自分が永瀬けんとだと思い込んでいる間はあの世に戻ってもしばらくは自分がイメージした世界の中で暮らすことになるんだと思います。もう食べなくてもいいのに何かを食べたり、もう眠る必要がないのに眠ったりを生きていた時に仲の良かった人たちと、もし望むのなら過ごすことができるんだと思います。類は友を呼ぶので、必ずあなたという魂は同じ成長度の魂に囲まれることになります。これは必ずです。
魂Aはまだまだ地球で学びたい、遊びたいと思っていたとすると、別に魂Aは自分が魂Aであることを思い出す必要はまだまだ無いのかもしれません。永瀬けんとのまま次の人生で自分が何を学ぶのかをあの世でまた計画し、あの世からこの世に来るときに永瀬けんとであったことを忘れ、また別の誰かになる。それもまた良いのかもしれません。このあたりはよく分かっていませんが、そういうケースもあるのかなと思っています。




