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アイデンティティは敵なのか味方なのか 2/7

 アイデンティティは敵なのか、味方なのか。運が良ければ、勝手に味方になってくれている人もいると思います。ただ、だいたいの人はそうはいかないですし、自分のアイデンティティを把握していないといきなり敵に変わることだって、あるいはずっと敵のままとかあると思います。自分のアイデンティティを知らないから苦しめられているケースも多々あると思います(理想の自分と現実の自分の差とか自分が思っている自分と他人が思っている自分の差とかそういうもの)。自分のアイデンティティを深く知っていくことで、だんだん見えない敵にはならなくなり、利活用することで味方にできる(すべ)を得ていけるのではないかと、私は考えています。

 何事も正しいスタートラインに立つというのが、私は大切だと思っています。自分にありもしない能力があると想像するのは夢があります。でも、まずはそれをしない。残酷なぐらい自分を正確に評価する。自己評価を非常に低くしてもダメです。ちゃんと人より得意なことは得意だと自覚することが大切です。自覚することとそれを鼻にかけることは別です。ちょっと数学の点数が毎回良いからと言って、そんな小さなことを鼻にかけてしまうということは、自分の心が小さい、幼いことを表していますので、それも自覚する必要があります。残酷なぐらい自分を見つめるというのはそういうことの積み重ねです。誰にも到達しえない場所へのちゃんとした一歩です。自分にありもしない能力があると信じて間違ったスタートラインから歩みだすというのは、ずっと間違ったままの道を歩みかねません。スーパースターみたいなひとは、絵に描いたような出世街道を駆け上がれるかもしれませんが、あなたとそのスーパースターとはアイデンティティが違います。絶対に違います。あなたにはあなたの歩みやすい道があります。それに、これは前にもお伝えしていますが、スーパースターはこの世では大きな存在として扱われると思いますが、あの世ではあなたとの扱いは変わりません。スーパースターとは、ひとつの役割でしかありません。

 私の場合の話をします。興味が無ければ読み飛ばしてくださって大丈夫です。私の場合は会社の同じチームに気に入った若手がひとりでもいてくれると仕事に対するモチベーションを高めに保つことができます。だいぶツラい仕事が長く続いても耐えられます。それを認識し始めたのは35歳ぐらいでしょうか。結構最近です。教えたがりなんですね。でも、その若手には自分が育ててあげているとはほとんど口では言いません。表では、同じ仲間として一緒にやっていこうと主に言います。なぜなら、その相手はこちらが感謝したい相手だからです。こちらが何かしてあげているという意識はどちらかというと低く、自分のアイデンティティをぶつけさせてもらっている有り難い状況にとても感謝しています。

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