三方よしはWin-Winを超える考え方? 3/4
まあ、そういう人はめっちゃ少ないですけどね。だって、面倒くさい。Win-Winのデメリットはまさに面倒くさいが一番かもですね。いちいち相手のことを考えて、なおかつ自分が得になることを考えないといけない。アニメの主人公にありがちな自分を犠牲にしちゃう系をビジネスの場でやると、もろ引かれます。それか図太いやつに使い倒されるかのどっちか。だって、相手を損させてばっかじゃ、こっちが迷惑かけているみたいで気持ちがモヤりません? だったら、両方お得の関係が一番嬉しい。でも、Win-Winは大変です。ケーキを半分こにするのとは訳が違います。自分がどっかの会社の課長であることを想像してみてください。上司である部長から今日中に3時間かかるようなプレゼン資料を作ってくれと言われた。時間は定時直後の18時過ぎ。このご時世に残業確定。自分はその資料を作るための経緯や背景がいまいち分かっていない。部下に頼まなきゃなんない。スキルがあって残業代稼ぎたい条件ぴったしかんかんのメンバーなんてそうそういません。「いまから飲み会なんでー」とか「家の用事が・・・」とかでみんな帰っちゃいます。そんな状況で、誰を掴まえてどんなふうにWin-Winに持っていくか考えられますか? いまから、三分間考えてみてください。・・・・・・いまあなた、たった三分だけでもめっちゃ面倒くせーっていう気持ちが溢れでてきませんでしたか? このケース、マジの状況で三分で解決できるなら、超幸せです。無理矢理ひとり掴まえて「何でもええから、やってくれ」と一方的に指示して終わりたくなるのが普通の人です。でもだんだんこの強行手段が使えなくなってきているのが昨今の傾向です。
別にこの時は一方的になっちゃっても良いと私は思います。そこで、どっかで埋め合わせする約束をして、必ずその約束を守る。必ずです。あるいは、こんな状況を前もって想定しておいて、いざというとき助けてくれとお願いしておく。そういうやり方であればWin-Winに持っていける可能性が高くなります。まあ、Win-Winはとりあえずめっちゃメンドーですね。だから、言葉は世の中に広まっていても現場では馴染んでいない場合が多いんだと思います。
でも、考えてみてください。三方よしは自分と相手のWin-Winにプラスして世間にも嬉しくないとダメなんですよ。アホですよ、アホ。“面倒くさい”から、“めっちゃメンドー”を通り越して、アホだと思います。でも、それをやっていた人たちがいるんですよ・・・しかも、日本の田舎で。田舎って失礼ですかね、いまは田舎でも、安土桃山時代に日本の頂点と言っても過言ではなかった場所に対して。東京に住んでいる人たちの中には東京以外は全部田舎と考えている人たちもいるみたいなので、田舎の基準って何なんですかね。そういう答えの出しにくいことは置いといて。




