表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
32/104

三方よしはWin-Winを超える考え方? 2/4

 三方(さんぽう)よしはググればアホほど解説が出てきます。売り手良し、買い手よし、世間良しの三方向を全部良くしようという考え方です。近江商人たちは自分たち売り手に利益があって、買う側も助かって、広くはその行動が世間にとっても嬉しくなるものということを考えながら商売をしていました。滋賀の近江に行けば近江商人の博物館はありますし、今でも豪商(ごうしょう)と呼ばれた人たちの屋敷が残っています。しかも、その精神を受け継いだ大企業が今も社会の第一線で活躍されています。ブッダが伝えた世界の絶対的ルールのひとつである因果応報(いんがおうほう)。このルールの正当性を証明する検証結果ともいうべき出来事は“陰隲録(いんしつろく)”を含め、歴史のなかにいくらでもあります。だから、安易な僕なんかはその都度、また因果応報の検証結果やなとか思ってしまう。でも、いかんせん因果応報の検証にはめっちゃ時間がかかります。でんじろう先生みたいに目の前でサクッと証明できる(たぐ)いのものじゃないから、大多数にこの絶対的ルールが人間は息を止め続けると死ぬというこの世の絶対的ルールと同じものだということを信じさせるのは超難しいです。息を止めるという表現では抜け穴があるかもしれないので、より科学的に言うと、酸素を取り込まないと死ぬ、しかもその酸素とは空気中において適正な濃度である21%前後のことを指す。こう言ってもひねくれている人はひねくれているので、全然まだまだ未開拓の科学力や巧みな言葉の表現を振りかざしていくらでも抜け穴を探して下さい。僕程度じゃ、その穴を埋めんの絶対無理ゲー。余裕で論破される自信アリマス。

 “Win(うぃん)-Win(うぃん)”という経営学の用語があります。アメリカで生まれたといって良いのかわかりませけど、1962年にアメリカの有名な国際政治学者が本の中でゼロサムっていう必ず優劣がつく概念の対置的な概念としてWin-Winを使ったそうです。また、1989年に同じくアメリカの有名な経営コンサルタントが著書の中でWin-Winについて書いており、それでWin-Winという言葉が世界に広まったと言われています。Win-Winは交渉や取引において、双方が満足する形で契約を結ぶことを示します。Win-Winの交渉や取引を続けていくとどういうことが起こってくるか。それは正常な関係性が長続きします。どういうことかというと、あなたは毎回勝ちを狙ってきたり、マウントを取ろうとしてくる友達とずっと付き合いたいですか? 一時的には刺激があって楽しいかもしれません。でも、そのうち疲れてくる人たちが増えてきます。ギャンブルが好きというかシビれる環境が好きなひとたちはむしろその環境にずっと身を置きたいと思うかもしれませんが、多くの人は疲れて、そんなゼロサムを要求してくるひとたちから距離を置きたくなるのではないでしょうか。会社に通っているだけで疲れちゃうひとたちは周りに勝ち負けにこだわっているひとたちが多いのではないでしょうか。そんなときに見えてくる景色があります。それは毎回Win-Winを狙って交渉する人たちです。自分が油断していても、相手は自分の利益のことも常に考えてくれている。そんな相手とは長く付き合いたいと思いませんか?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ