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個にして全 2/7

 しかーし! お隣さんが気の合う人とは限りません。手を差し伸べても払おうとする人たちもいっぱいおられます。神様のあんぽんたんは人と人が簡単に手を結べないようにしてあります。うぜぇ。なんちゅーことしやがる。手を繋ぐ人数が増えれば増えるほど問題が発生しやすくなっています。会社をお勤めの方々はご存知だと思いますけど、会社の中で同じ目標を成し、一緒に利益追求をするべき仲間同士の仲が悪いなんてざらです。自分のところの課がうまくいきゃ、お隣の課が苦しんでいようが知ったこっちゃない光景もよく見ると思います。他人事。手を差し伸べない。

 サイロ化って言葉があるんですけど、組織はデカくなればなるほど細分化されていきます。会社がちっちゃいころは、製品開発も経理も営業もひとりが兼務する。でも、人数が増えればある人は製品開発だけで良くなる。もっと大きくなれば、製品開発部の中の掃除機を作っているところかコピー機を作っているところかのどちらかだけで良くなる。そうなってくると、掃除機を作っている人たちは隣でコピー機を作っている人たちの苦労は知らないし、赤字を出していれば鼻で笑う人もいます。サイロ化はもともとIT用語なんですけど、業務プロセスなどが他のシステムと情報連携をせずに孤立化していることを言っていたんですが、それが組織マネジメントの分野でも組織が大きくなると一つのチームが他のチームと情報連携をせず孤立化することも指すようにもなりました。要はさっきお伝えした通り、会社が大きくなって、人数が増えて、自分と関係ない仕事をしている隣の人のことが他人事に思えてきて、情報連携を全然しなくなる悪い状況のことです。

 これは神様が我々に仕組んだ罠の一つ。この罠に気づかず、「まあ、おれ食っていけてるし、いっか」って思って目の前の仕事しかしない人ばっかりになると、組織の健康状態は悪くなって、ピンチを越えられない体質になります。じゃあ、神様に祈っとけばそのうち解決するとか精神世界に偏った考えでいると一生沼にハマったままです。僕たちは物理世界と精神世界の両方に存在しています。どちらに偏ることなく、両方を深めていく。これはこの世とあの世の世界広しと言えど、人間にしかできません。

 原始時代の人間って、初めはマンモスを倒せなかったと思うんです。モンハンでいうところの、アルバトリオンいつまで経っても狩れねー的な感じです。だけど、マンモスの好きな食べ物とかどこを何人で攻撃すれば動きを封じられるか、急所はどこにあるか、だんだん分かってきて、ごちそうにありつけるようになってきた。知らんけど。アルバトリオンの場合は数分後にやってくる強力な範囲攻撃の威力を弱めるためにみんなで高い属性攻撃ができる武器を使って攻撃して、ダウンを取らなきゃいけない。途中やたらフワフワ浮くから、ライトボウガンを使えば攻撃を常に当てることが可能。そして、見事倒せば強力な武器と防具をつくれる素材をゲットできます。何の話やねん。

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