距離感
足の重みは君までの長さ
短くても長くても重さは変わらない
君から僕と僕から君
距離感は同じかな
背中合せの距離はいつも変わらず
何処に居ても同じ
スッと手を伸ばした
真っ直ぐな場所に君と僕
巡る廻る季節の流れその先まで
ずっとずっと共に生きている
また会える
溢れる想いは言葉にならなくて
会えたらこれだけは絶対と決めていたのに
声にならなくて
そんなそれが今のふたりの距離感
背中合せ目も合わせず声を溢す
君に語りかけてる なぁ 聞こえているだろう
隣に居るより 目を合わせるより
遠くて近くて
なんとなく 側にいる 笑いあえる
心地良い距離
背中預け 触れ合う
木漏れ日のようなふたりの体温