そうして、また
はじめまして。糞小説書きます。
なろうのシステムはよく分かりません申し訳ねぇ!
あ、こんな話かけたらな〜の思いつきで行動しました。
オチも大したものじゃないし、見る人を選ぶかなと思います…。
文才もアイディアも塵みたいなものですが、お暇ならどうぞ…。めちゃくちゃ喜びます!
どうして。なぜ。
頭に浮かぶのは無意味な疑問ばかり。
誰に問いかけているのかもわからない。強いて言うなれば、カミサマであろうか。
今まさに、そんなカミサマに見捨てられているけれど。
「巫山戯んな巫山戯んな巫山戯んな…!!」
単調な暴言が思わず口からこぼれる。
口から荒い息を吐き出しながら、走る。走る。走る。
フルで稼働している心臓の音がまるで耳元にあるかのようだ。
「、ぁっ」
途端、足が縺れてそのままの勢いで転ぶ。
土の味がする。
痛い。恐怖と酸欠から手足が震える。
近づいて、来る。
それは俺の命のタイムリミットでもあるし、すぐそこまで迫ってきている彼奴のことでもある。
「っは、くそっ…、」
精一杯に目前の奴を睨みつける。霞んだ視界では表情は読み取れないものの、その気の抜けた歩き方からは余裕がみてとれる。
「(最後の飯が泥とか、笑える…)」
笑えない。目には涙が張っていて、その幾つかはこぼれ落ちて服に染みを作っている。
ゆっくり、ゆっくり、近づいてくる。
まるで焦らすみたいに。
いっそ一思いにやってほしい。一瞬、いつかにみた映画のもう一思いに殺してくれぇ、なんて弱気な俳優の声を思い出し、口から声にならない息が出た。
彼奴…
"ーーーーー"が、こちらを見下ろしながら何かを懐から取り出したのが見えた。
きっと俺の命を刈り取るものだろう。小さなソレは、ナイフかはたまた劇薬か。自分の死因をきちんと見ておこうと観察しようとした矢先、
パン
とても軽い音が、まるで遠くから聞こえるみたいに響いた。
ああ、なるほど。
"今回"は拳銃みたいだ。
だんだん遠くなる意識に、彼奴の姿かたちをしっかりと目に焼き付ける。
忘れるな、忘れるな、忘れるな。
彼奴こそが、