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私はある日奇病にかかった。
はじめまして!!最終結末トレインです。
ド素人ですが、暖かい目で見守ってくれたら幸いです‼
はぁはぁはぁ。
はぁはぁはぁ。
暗い洞窟の中
お母さん、お父さんどこ?
ここどこどこどこ…
お母さ~んお父さ~ん…
私、何Km 歩いたかなぁ。
お腹すいたなぁ。
私、生きてるかなぁ。
…私は誰?…
「助けてあげる」
不意に誰からか声をかけられた。
とても優しい声。
その声に私は安心した。
助けて助けて助けて…
…お願い…
私はその想いを声にすることは出来無い。
声に出す力が無かった。
「やっぱり無理だ…ごめんね…」
ざっざっざっ
耳からとうざかって行く音。
私はこの音を永遠に憎むと思いながら意識が切れた。