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【プロットタイプ】一人でも平気だけど、君が居ないと寂しい

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

一人旅は好きです。ただ帰って来れなくなるのが嫌で、遠出はそこまでしません。

傍から見れば、誰かといる方が楽しいと思われているだろうが、意外と一人でいるのも好きな人種である。ただ私のペースに合わせてくれる人であれば、楽しいというだけで。

そう考えると、瑠衣と諭羅の二人は特別に大切にしなくてはならない存在である。


ふとスマホを弄っていると、放浪癖のある方の発言が目に入った。その方は一人で何処へでも行ってしまう人だった。連れを求めない人だった。其れに大して共感を覚える。

「瑠衣たん。明日からお盆じゃけん」

瑠衣は顔を上げ無かった。決して此方を見なかった。何時も通り、スマホに目を向けて、淡々と文字を打っている。だがきっと欹てた耳で、私の発言を聞いている。

「だからまた、景色を目に焼き付けに行くよ。一緒においで」

来るならおいで。君なら何時でも歓迎するよ。

「お前、何故俺を誘うんだ?」

唐突に顔を上げた瑠衣は無表情にただそう言った。一人でも生きていける癖に、大丈夫な癖に、伴侶を求める事が分からないと言いたげだった。

確かに、友人と話している時は気を遣うし、気疲れして、駄目になる事も多い。友人と行く旅ならば、きっと一人で放浪した方が気は遣わないだろう。けれども。

「貴方は私の半身だから。一緒に居ても苦ではないから」

別に一人で気色を見ても、一人で飯を食べても、一人で寝ても、誰かに縋りたくなる様な恐怖や寂しさは感じない。つまらないとも思わない。気が楽だ。

けれども貴方は私の半身だから。一緒に居ても苦ではないから。だったらせめて同じ景色を見たいと、見せたいと思うのは、割と普通な事ではなかろうか。

「私が言う『寂しい』には二つのニュアンスがある。一つは傍に置いておきたい。別になくても平気だけれど、あった方が満たされるもの。もう一つは、其れ失う事で強い喪失感を覚えるもの。何か他のもので埋めなくてはならない程、強い執着を持つもの。其れらが失われる時に『寂しい』と定義してる。度合いの強さが違うんだ。

そして君は前者だよ」

君が居ないとつまらない。という訳ではないが、より一層、楽しくはなるからね。

「考えとく」

ジェノベーゼと坦々麺と油そばの事をかんがえていたら、一日が終わりました。仕事内容は覚えてません。


友人が見たら

一緒に居る方が好きでしょ? 楽しいでしょ?

と確信を持って言われそうです。


嫌いではありませんが、如何せん体力がなく、話しながら動く事が難しいので、一人の方が好きです。

すぐ疲れて互いが互いに気を使ってしまうから。

だから一人で食べる飯も、見る景色も、好きです。


でも完全に私のペースに合わせてくれる人がいたら、気にしなかったら、それなりに楽しいのかなと思います。


『寂しい』って言葉、よく使うんです。

好きな人が遠くへ行くときだけでなく、YouTuberの方が卒業なさるとき、お菓子が製造中止になったとき、も使います。


でも無くても生きていける。そんなもん。そうでなくては。

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