レームネス
何もかもが不完全にできてる
そう思ったきっかけは
パフェが入ったグラスの縁に映った
世界だった
長台詞はアイスが溶けるように
ほっといたら延々に続いていく
言葉遣いの悪さが際立つ
せっかちな詩を読み上げる日々の中を
生きていても
意味らしき意味はなかったな
上がる花火
それさえも不完全な何色かに見えた
僕が思うにそれは
生まれたばかりの透明色だと思う
不自然な歩行を試す度に
転びそうで転ばないアンバランス
知らないうちに
よくないものに憑かれてるんだ
嗚呼
何もかもが不完全にできてる
そう思ったきっかけはやっぱり
パフェが入ったグラスの縁に映った
世界だったからで
遡れば
似たようなことがもう一つ
電話口に誰かが言った囁かなノイズが
それ全てを肯定した内容だったはず