90/230
第九十作目「愛された姫様」
万人から愛された姫がいた。
姫は魔王軍の悪行を聞き大層心を痛めていた。
ある日彼女は名案を思いつく。
「皆で魔王をやっつけにいきましょう!」
家臣は動揺しながらも冒険者をかき集め大部隊の進撃が始まった。
質は低いが数の暴力で敵を圧殺していく。
魔王は戦慄した。馬鹿ほど恐ろしいものはない。
【一言メモ】
これ何が面白いって利益とか生存率とか一切考えずに姫の囲いが死物狂いで攻めてくるから戦略とか策謀がまるで通じず姫はただニコニコしながら応援するだけで戦果が勝手に上がっていくという
家臣も姫を死なせるわけにはいかないから士気が常にマックスなの狂気でしかない笑




