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第八十三作目「不断の歌声」

高度に発達した文明があった。


魔術を極め栄華を誇った魔法都市。


市民は遂に不死の研究を始めた。


実験は成功。


無限の寿命を手に入れた。


だが誤算があった。


体が時の流れに耐えきれず崩れる。


遂にバラバラになり意識を失いそうになるが歌が虚無を紛らわせた。


今でも石に耳を澄ませると歌が聞こえて来る。




【一言メモ】

不老不死を目指すと碌な事にならないからいい加減学ぼうねという話


生物は死を後天的に獲得し代わりに生を得た。個としては有限だが種としては既に不老不死を達成しているのだ。

限りある命を後世に託す事が生命の美徳である。(生者を羨むアンデッドの一節)

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