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第五十二作目「正気の英雄」

その英雄は正気を失っていた。


地下深くに幽閉され常に奇声を発している。


勇者は仲間を集める為男と対面した。


すると男は嘘のように正気に戻り口を開いた。


「俺は利用されるのに疲れた。人の望みに底はない。お前は俺のようになるな」


英雄を狂わせていたのは人の業だった。




【一言メモ】

人の為に闘い続けてきた英雄が英雄であるが故に人の無責任な欲望に利用されて強いから死ぬ事も出来ず、狂ったフリをする事で初めてそれから解放されたの普通に可哀想

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