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第五作目「正気と狂気」

恐ろしい魔物が現れた。


なんでもその魔物の瞳を見た者は例外なく気が触れてしまうらしい。


魔王は喜んでそれを勇者にけしかけた。


数日後、勇者が魔物の首を持って魔王の前に現れた。


「お前まさか最初から狂って…!」


魔王は滅び去った。


一人で世界を救おうとする人間が正常なわけがなかったのだ。




【一言メモ】

作品にもよりますが残機無限で「クリア」って言う天命しか眼中にない異世界人は現地人から見たら明らかに狂ってますよね笑 逆に「この世界が虚構である」と自覚してるのが現地人から見たら狂ったように見える展開なんか面白いかもしれません笑

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