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第三十五作目「自由の代償」
邪悪な女王が治める国があった。
税は法外に重く民衆は苦しんだが何故か誰も彼女に逆らえない。
ある旅人が自由を説き民衆を率いて女王に反逆した。
「そんなに自由になりたいか?」
彼女が術を解くとなんと人間が屍に戻っていく。
民衆は一人残らず死霊だったのだ。
自由とは人にとって過ぎたる代物である。
【一言メモ】
人は「自由」をさも素晴らしい物のように受け止めがちですが「不自由」に身を置くからこそ受けれる恩恵もあり、それ無しでは生きていけない者もいるという話でした。




