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金欠です。

2021年10月18日月曜日

今日の講義は1限と3限と5限である。空いているのをどうにかしたいと思ったがとる講義はなく必修科目があるため削れもせず、仕方ないと思うことにしている。

 私は朝が苦手だ、今日も龍馬の朝電がなければ寝坊していたかもしれない。真は副作用で寝込んでいるので、起こさないようにひっそりと言えをでた。


 1限がいつもより非常に眠たく、睡魔との戦いになってしまった。1限終了後龍馬と合流し、早めの昼食を取りアルバイトについて話始めた。


『そろそろバイトせんとやばいよ』


スマホでバイトを探しながら龍馬が真剣な表情で話してきたのでちゃんと探そうと言いつつも私はゲームを、開いてしまった。一回のつもりが負けてしまい、勝つまでやりたくなってしまい龍馬の話を右から左へ聞き流していると、バレてしまった。


『バイトちゃんと探せって笑!』


そう言いながら同じゲームを、開く龍馬。

私が悪いと思いながらもこいつもなんだかんだダメなんだと思う。


 バイトを探していると龍馬が『これとかどう?』と沢山見せてくるがどれも今の自分達には現実味がないものばかりだったので、私もふざけてライブ配信のバイトやエステ、セラピストなどを薦めてみると、


『そうやってふざけて!君が足を引っ張ってるんだよ?』と冗談じみていってくる。


それならと、真面目に選んで見せてみると時給900円は安いと渋ってしまう。仕事内容、最低拘束時間、場所、どこをとっても龍馬が見せたものより現実味があるのだが、『二人一緒に採用されないかもしれない』と保留にされた。龍馬は温泉の清掃員のバイトを見せてきた勤務時間など不明な点があったが、場所もよく温泉にタダで入れると言う点が魅力的だったのだろう。私も魅力的に感じた。私も龍馬も温泉が好きで一緒に入りに行った際には全ての温泉を回ってどれがよかったかと、評価などを行っていた。サウナも好きでどちらが長く中に滞在できるか勝負をしたら龍馬は鼻血を、出してしまった。本人は爆笑である。

 温泉は好きだが、温泉清掃員のバイトの時給は900円より安かったのだ。深夜手当を換算すると900円より高いのだが終了時刻が24時30分と終電がない。ただでさえ朝が弱いのにこのバイトを始めてしまうと寝坊のオンパレードである。私がちょっとキツイかなぁ〜と言うと短期バイトを、紹介してくれるところに登録する事で話は終わったのだが、一歩も進んではいない。 


 次の講義まで暇なので大学内を散策し図書館に行くことになった。


『割り勘で飲み物買いませんか?』


龍馬がそう、言ってきたので了承し自販機の前まで来ると龍馬が自分の財布の中をみて爆笑していた。


『27円しかない笑笑』


わかった好きなもの買えと小銭を渡すと、すいませんと言いながら缶のリアルゴールドを購入した。


「なんでペットボトル買わんかったん?」


『え?』


また爆笑している。ペットボトルの存在に気付いていなかったようだ笑。160円渡したのに130円のリアルゴールドを購入し30円お釣りが帰ってきてしまった。二人で飲むと、缶なんて一瞬で無くなった。

 

 図書館で課題をやろうと話していたがあまりに静かだったので物音を立てないゲームが始まった。物音を立てないようにすればするほど音が鳴ってしまい笑いを堪えるので必死だった。その後龍馬はバイトを探しながら図書館で寝てしまった。

 そろそろ次の講義が始まるので龍馬を起こし移動していると、夢をみたと話してきた。夢の内容は交通量の測定だったそうだ、寝たのにつかれたと元気がない。

 

 バスに乗り駅まで下り何時の電車か尋ねるとまだ後20分あるらしい。しかも乗り換えがあり駅でも待たないといけないとのことで少し話していると、龍馬がなんで電車通学してるわからなくなってしまった。俺のアパートに泊まって大学に行けば楽なのにと私も龍馬も考えてしまう。

 

 『でも今日は洗顔セットないし』

 「じゃあ龍馬は洗顔しに一回電車に乗って帰って俺らより早起きしてまた電車に乗ってくるんやな笑」

 『その言い方はやめて笑!意味ない事しよんみたいやん』


龍馬が直通の電車に乗ると決めたので、1時間くらい時間が空いたのでマクドナルドで食事をとって変えることになった。他愛無い会話をしながら楽しく食べた。


 家に帰り、風呂に入り溜まっていた課題をダラダラと取り組んで今日という1日が終わった。

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