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先輩補給、したいです。  作者: 真中レイラ
第1章 出会ったころ
2/2

①出会い

プロローグです。

どんなお話になるのか、想像してみてくださいね❣

吹奏楽部の部活見学に行ったときは、それほどドキドキもしなかった。


私が最初に見学したパートは、トロンボーンだった。

もともと私は、ホルンがしてみたかったけれど、金管楽器なら、何でもしてみたいというのが、本当のところ。

最初は、トロンボーンでもいいかな、と思っていたけれど……、


『先輩が男子』


それを知ったとたん、私はトロンボーンパートになりたくない、絶対に、と思った。


もう一人先輩がいて、その先輩は女子だったからよかったけれど。


なんで、男子??


そんなことが、頭の中でぐるぐる回っていた。


パート希望調査のときも、私はトロンボーンパートは第9希望(いちばん最後)にしておいたのに。


けれど、私はなぜか、トロンボーンパートになってしまった。


それがわかったときは、どれだけ苦しかったか。

思い出したくもない。


けれど今は、先輩に会うことが、1日の中で、いちばんの楽しみになったんだ。


これからのお話が、楽しみになりましたか?

よかったら、感想お聞かせください(*ᴗˬᴗ)

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