2話「少年緊張中」
投稿が遅れて申し訳ありませんでした。
知り合いにサイトがバレてしまい、暫く期間を開けていました。
これからは不定期であれど、できる限り早めに投稿しようと思います。
「あっそ」
霊夢が冷たく言い放つ。
「反応薄く無いですか!?」
イヅナが思わず声を荒げる。
「だってそんなに珍しいことじゃないわよ。ここじゃ。寧ろ遅いくらい」
「マァジかよぉ」
収集のつかなくなった会話にミスティアが割り込む。
「ところで何の妖怪なんですか?私も妖怪なんですよ」
「ん?あぁ、僕は『鎌鼬』だよ。」
すると突然霊夢が「そういえば」と言い、そのままイヅナに質問をするー
「イヅナ、あんた行くあてはあんの?」
「あ…」
そういえばそうだ。僕はここに来たばかりで家も無けりゃ行くあてもない。
絶望してるイヅナを気の毒に思ったのか、霊夢が、
「とりあえず家きなさい。住む場所はまた今度探しましょう」
「良いんですか…?お世話になっても?」
「えぇ、別に良いわよ」
(あ、霊夢さん酔ってるな、コレ)
ミスティアは思ったことを口に出さず、心にしまって置くことにした。
「それじゃ、お言葉に甘えて…」
「じゃぁミスティア、コレ代金」
「毎度ありがとうございます。またお越しください」
ミスティアは店じまいをし、イヅナと霊夢は神社へ向かう。
「ただいまー」
「お、お邪魔します…」
言うやいなや霊夢は布団を敷き、明かりを消した。
「おやすみー」
「おやすみなさい…」
…結論から言おうか。
一睡も出来なかった!!
普通に考えて思春期の男が美少女の隣で寝たらそりゃぁ誰だって緊張して寝れねぇよ!
…そんなこんなで僕の幻想郷での生活がはじまったのだった。