花火について
「花火」を掲載していたのですが、
訳あって、すべて削除させていただきました。
これからは、流衣として執筆活動をしていきます。
誤字脱字が多いですが、温かく見守ってくれると幸いです。
ーーーここから下は、文字数を稼ぐための文でしたが、案外上手くいったと思うので、お暇でしたら見て下さい(「彼と私の恋模様」の別冊のようなものです)ーーー
「勇我ー」
「ん?どうした、咲良」
名前を呼ばれた勇我は、少し首をかしげてそう言った。
「お腹すいたー、何か作って~」
丁度私のお腹が鳴った。
「タイミング良く鳴るなんて…、天才がいる」
勇我は笑いながらそう言い、立ってキッチンに向かった。
「何が良いのー?」
「んー?オムライス」
私はにかっと笑ってそういった。
「ハイハイ、ちょっと待ってねー」
「勇我のオムライス、お店のみたいで、すっごく美味しいんだよね」
そう言って私はワクワクしていた。
ー15分経過
「できたよー」
「おー!!!」
半熟オムライスを前にして、私は目を輝かせていた。
「おいしそう…!頂きまーす!!」
もぐもぐとオムライスを口に運ぶ。
勇我はそれを見て、
「どう?美味しい??」
と聞いた。
「うん!相変わらず美味だね!」
「良かった」
幸せそうに頬張る私と、それを見て微笑む勇我。
「これからも作ってあげるからさ、俺と結婚してよ」
「…ゴフッゲホッッ‼‼」
行き成りのことで私はむせた。
「もー…。ほら、お茶飲んで」
ゴクっゴクっゴクと、冷たいお茶が私の喉を通る。
「…助かった」
「で、返事は?」
ニコニコしながら聞いてくる勇我。
真っ赤になった私。
「…ぅん。私でよければ」
「ありがとう!」
そのまま二人は抱き合って笑い合った。