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パリピの王子様

私の婚活は困難を極めていた。何がいけないのか、失敗の要因は何なのか、私は自問自答を繰り返した。


とにかく地味な生活に疲れた。運動不足だったので体を思いっきり動かして解放感を得たかった。

そして私はパリピ王国のディージェイ王子を狙うことにした。


ディージェイ王子は毎晩パーティを開催していた。そしてディージェイ王子はその名の通りDJをしていた。なので、お近づきになるのはとても簡単だった。彼女が何人いるかわからないが通っているうちに仲良くなって付き合うことになった。


デートは専らパーティ会場だったが、私は読書漬け生活の反動で毎日踊り狂った。毎日パーティに通ってすっかり夜型人間になっていた。朝まで踊り明かし、昼過ぎまで寝てまたパーティに繰り出した。


最初の1週間は楽しくて仕方なかったが、次第に飽きていき、週2~3回くらいに落ち着いていった。

ディージェイ王子は毎晩パーティをしているので結婚のことは眼中になかった。このまま付き合っていても何の進展も望めないと諦めて私はパリピ王国を後にした。

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