表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/23

村までの道のりで

村長さんの苦悩です。

 エレーナが無事に戻ってきて安心したのも束の間。魔獣が大量発生する可能性が高いとな。

 なんということじゃ。

 わしの記憶にある限りそんな事が起きたことは無いはずじゃ。

 どうすればいいんじゃろうか。


「ケイン、領主様に報告して、騎士を派遣してもらうとしたら、どのくらい時間がかかると思う?」

「おそらく、2〜3週間はかかるかと思います。なんせここは領主様の館から遠いですし…」

「エレーナ、それで間に合うと思うかね?」

「間に合わないでしょう。魔獣が発生する際によく生えて来るキーナ草だけでなく、より強い魔獣が発生する際に生えるゲルダ草まで群生しておりましたわ。それぞれ、群生するほど生えるなんて滅多にある事じゃないんですよ。もしかしたら、魔物も出る可能性だってあります。」

「だが、魔獣が出たとして村を襲うかはわからんじゃろ?」


 わしの言葉に皆が顔を見合わせておる。

 間違った事を言ったようじゃ。


「ケイン、正直に教えてくれ。言葉を飾らんでも良い。」


 その言葉に、意を決したような顔で話し始めた。


「まず、今日エレーナ捜索時に3体の魔獣と交戦した。俺たちが怪我をしないで済んだのはお互い付き合いが長くて上手く連携できたからだ。数もギリギリだった。4対以上居たら誰かは怪我をしていただろう。それから、魔獣は弱いものから襲う。だから確実に村へやって来る。騎士も冒険者も間に合いそうにない。大量発生するというのなら、村から避難したほうがいいと俺は思う。」

「それほどか、それほどなのか、魔獣とは…。ジン、ヤッコフ、2人はどう思うかね?」

「俺も避難した方がいいと思うぜ。あんな魔獣が大量に出てこられちゃ俺たちだけじゃ守りきれねぇ。村の誰かに伝令で領主様のとこに援軍頼んで、その間に村の連中を逃しておくべきだ。」

「被害を最小限に抑える為に避難が一番だ。」


 三人の意見が避難に一致するか。魔獣と戦ったことのあるものにしか危険は分からないからの。

 ここは素直に従うべきじゃな。村のみんなが死ぬところなんぞ見とうない。


「エレーナや、魔獣が発生するまでどのくらい時間がありそうか分からんかの?」

「でしたら、明日の朝早くから確認しに森に入りますね。キーナ草もゲルダ草も正しく処理すれば魔獣避けになりますから。避難する際に役に立つでしょう。」

「また迷子になられると困るでな、ユーグ、明日店は出さんでエレーナと一緒に行ってくれんか?ケイン達には村の連中に一緒に説明してもらいたくての」

「迷子になりたくてなってるわけではありませんがユーグは連れて行きます。その方が多くの薬草も採れますし。ですから明日の朝レンを預けに行ってもよろしいですか?」

「あぁ、そのくらいお安い御用じゃよ」


 魔獣の発生状況はエレーナらに任せるとして、村の連中を何処に避難させるべきか。


「まず説明して避難することに納得してもらわにゃならん。何をするにも時間がかかるかもしれんぞ。ケイン、村の連中は魔獣など見たこともないような者ばかりじゃ。魔獣の死体というのは皆に見せても問題ないかの」

「動物の死骸と変わりませんからね。見せても大丈夫だとは思いますが…この程度ならと言われないようにしないといけないかもしれませんよ?」


 そうなのか。どうしたもんかの。


 あぁ、もう村に着いたか。

「エレーナ、ユーグ、明日の調査頼むよ。ケイン、ジン、ヤッコフの三人は明日朝の見回りなどが終わったら家に来てくれ。どう話を切り出すか相談しよう。」

「「「「「はい」」」」」


 久しぶりのエレーナ迷子からこんな事になるとは、明日からどうなるんじゃろな。

お読みいただきありがとうございます。


大さじは決まっていて、どうしたいかも決まっているのですが、誰の視点で書くと一番読みやすいのか迷っています。なかなかレンくんの出番が来ないです、、、。


追記:視点が多いとご指摘を頂きました。

 基本的には家族3人の視点で書きたいと思うのですが、今回の話は、村のこれからに関わる事です。やはり村長が主導して話した方がいい気がしましたので、このままとさせて下さい。


読みづらい、こうしたら良いんじゃないか、どんな感想でも構いません。今後の参考とさせて頂きますので、よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ