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プロローグ 改訂版

この物語はフィクションです。この物語はこの世界とよく似た別の世界を舞台としています。実在もしくは歴史上の人物、団体、国家、領域その他固有名称で特定される全てのものとは、名称が同一であっても何の関係もありません。

「……あの手紙、まじだったのか」

「そうとも。ようやく信じてくれたようだね」

 





 細身で長身の少年が呟き、どこからともなく声が返ってきた。彼はやれやれと、首を軽く横に振りながら周囲に気を向ける。どうやらこいつが例の超越者か、目に見える範囲にはいないようだが――――と誰にともなく結論付けた。

(ようやく? ずっと見てたのか? それともストーカーを……) 

 少し的外れなことを考えつつも、彼は聞こえてくる声とコミュニケーションをとることにした。機嫌を損ねないようにと丁寧語で話しかける。

「まあいいでしょう。とりあえず、ゲームに関する説明をお願いできますか?」

 それに対し、謎の声は機嫌良さそうに返す。

「いいだろう。まず、ゲームは強制参加だ。日本の現時点で16歳の中からランダムに選ばせてもらった。まあ、運が悪かったとでも思うがいい。ゲームの参加者は7人で、2050年頃の日本に転生してもらうこととする。当然、年齢は皆一緒になるようにしてある。もっとも、誕生日は違うがね。ゲームクリアの条件は簡単だ。備わった超能力を駆使して他の参加者を殺せば良い。ただし、参加者を始末できるのはイベント開催期間中のみだから気をつけるように。イベントが発生すると君の頭の中に甲高い音が響き、その後、音声で自動的に知らされる。ちなみに超能力は全ての人間が持っている。無理して隠す必要はない」

「失格になったらどうなる?勝った場合は何が……」

 少年は、あせりから丁寧語でなくなったことにも気付かずにまくし立てる。

「人の話は最後まで聞け。まったく」

顔は見えずとも、明らかに面倒くさそうに謎の声がため息をついたのが分かった。

(こっちが、ため息をつきたい気分だよ。ったく、鬱になりそうだ)

 彼はそうぼやきながらも、得意のポーカーフェイスで表情は変えない。謎の声は続ける。

「失格になった場合のペナルティは当然ある。ランダムで決めるから、何になるかは分からんが、ロクなことにはならないと告げておこう。逆に、見事ゲームを勝ち抜いた場合は人生をやり直させてやる」

 上から目線の口調に腹立たしさを覚えるが、必死に押し殺す。




 少年はしばらく思案にふけった後

「いくつか質問しても構いませんか?」

 と、何事もなかったかのように問いかけた。

「我々が答えてもかまわないという考える範囲ならば教えてやろう」

「分かりました。それではまず、他の参加者が自分以外の参加者を倒すことはありますか?」

「当然だ……が、そう簡単に全員倒してくれるとは思わないほうがいい」

 何を当たり前のことを、と少年は心の中で思うが口には出さない。自分が圧倒的弱者であることをを理解しているのだ。彼は、微笑んだ表情を変えずに

「イベント以外で死ぬことはありますか?」

「もちろんあるとも。死なないように努力したまえ」

「参加者以外にさまざまな敵が居るという訳ですね?」

 



 ――――沈黙

「どうしました?」

 少年は訝しげに問う。

「いや、なかなかに頭が回るようだな。期待大だ」

「期待大、というとこのゲームは賭けごとの対象にでもなっているので?」

「ほう、やはり君は賢いな。その通りだ。我々は常に君たちの動向を見ていると考えてもらって問題ない。」

 超越者を自称するからには、不老不死なのだろうか、と非生産的なことをつらつらと考えつつ、次の質問へとうつる。


「ありがとうございます。ところで、毒殺や狙撃などは可能で?」

「……ふう、よくそこまで気が回るな。ま、残念ながら間接的であれ直接的であれ、君が暗殺に関わることは無理だ。重火器の使用や爆弾、毒などの使用も禁止されている。といっても、先ほどのさまざまな敵が、他の参加者に対して使用することはある。ただ、君自身にもその可能性があることをわすれないように」

「ありがとうございます。ところで、この話を誰かにすることはできますか?」

「いや、できない」

(結構制限が多いな)

 予想したよりも厄介なことになりそうだ、と眉を微かにしかめた。

「では、これで最後なのですが――ゲームをクリアした場合、次のステージへ進むというようなことは?」

「つくづく、君には驚かされるな。まあいい、半分当たっているといったところか。例えばの話だが、君がこのゲームを勝ち抜き現実世界へ戻ったとしよう。その場合のみ、死後新たなゲームに参加する権利を与えられる。そのゲームの勝者には、賞品として願いを叶えさせてやろう。敗北のペナルティはないが、参加するかしないかは自由だ。質問は以上かね?」

(超越者と名乗る割には結構驚いてやがる)

少年は、顔には出さないが嘲笑う。黙ってうなずいた。

「ならばゲームを開始させてもらうとしよう。健闘を祈るよ高宮 皇輝≪たかみや こうき≫」

 超越者の言葉を最後に、彼の意識はゆっくりと闇に包まれていった。口元に歪な笑みを浮かべながら――――――――
















 超越者って……プ、プププもっとましな名前はなかったのかよ








 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――












 高宮 皇輝が、7人目の参加者として認められました。参加者が揃いました。


 磁力系能力者:天城 香織≪あまぎ かおり≫

 爆発系能力者:鬼藤 弦夜≪きどう げんや≫

 熱量系能力者:狂崎 帝覇≪きょうざき ていは≫

 念動系能力者:百堂 紗希≪びゃくどう さき≫

 身体系能力者:中条 大成≪なかじょう たいせい≫

 空間系能力者:銀ヶ城 蘭≪ぎんがじょう らん≫

 重力系能力者:高宮 皇輝≪たかみや こうき≫



                                                 Curtain up 

かなり短いですね。はい、すみません。プロローグってことで許してください。

会話文多いな~と我ながら思っているんですがどうでしょう?

あと、三人称視点なのでかなり淡々としています。一人称に変えた方がいいのでしょうか?

それでは、駄文を読んでいただきありがとうございました。

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