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月見草の令嬢は王宮庭園で花開く  作者: 海老川ピコ
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第33話:貴族の心変わり

 ルナがふわっと現れ、銀色の髪が月光に揺れ、白いドレスが星屑のように輝く。


「姉貴、下町に月見草の種バッチリ配ったな! 市場がキラキラ花園になるぜ! 次は何? 私の月見草で貴族もドカンと癒す?」


 私は月見草ポーションの小瓶を手に、微笑んだ。


「ルナ、気合いがすごいね! 下町が花園で輝き始めたし、今夜は貴族のみんなにも癒しを届ける茶会にしたいよ」

「ふっふー、姉貴、聖女パワー全開! 貴族のガチガチ心も私のキラキラで溶かしてやるぜ!」


 ルナがくるりと空中で一回転し、指をパチンと鳴らした。

 月見草の光が一気に強まり、甘い香りが庭に広がる。

 夜光蝶がキラキラと舞い、フクロウの「ホウ、ホウ」が遠くに響く。

 私はティーポットと月見草の種を手に、満月の茶会の準備を整えた。

 苔むした階段から賑やかな足音が響き、みんなが一斉に現れ、庭が温かな活気に包まれる。


「エリス、庭キラキラ! 星のジュース、今日も最高だぜ!」

「エリス、癒しの時間、楽しみだわ!」

「よお、貴族も来るって噂、来たぜ!」

「エリスお姉ちゃん、キラキラ花、もっと見たい!」


 私は笑顔で手を振り、皆をテーブルに案内した。


「みんな、ようこそ! ポーションとティー、楽しんでね。今日は貴族と平民が一緒に癒される茶会にしたい。月の前では、みんな平等だよ」


 リディアが扇子を手に、貴族らしい優雅な仕草で微笑む。

 参加者がざわつき、カイル、トム、マリア、リナ、マイが一斉に声を上げる。


「エリス、貴族と平民、一緒にキラキラ!」

「星のジュース、みんなで飲むぜ!」

「エリスお姉ちゃん、癒し最高!」

「リディアさん、今日めっちゃ優しそう!」


 私は月見草ポーションを手に、リディアに目を向けた。

 転生前の花屋で、客の心を花で和らげた記憶がよぎる。

 この庭の月見草なら、リディアの高慢な心も癒せるはずだ。


「リディアさん、月見草の香り、今日は特に濃いよ。ポーション飲んで、ゆっくり感じてみて」


 リディアがポーションのカップを受け取り、軽く香りを嗅いで目を細める。


「エリス、この香り……本当に心が落ち着くわ。あなたが言う癒し、初めてわかった気がする」


 参加者が一斉に驚き、声を上げる。


「リディアさん、めっちゃ変わった!」

「エリス、貴族の心もキラキラだぜ!」

「星のジュース、すごい!」

「癒し、貴族にも届いたわ!」


 セリナが杖をついて微笑み、静かに言う。


「エリス、月見草は心の鏡だよ。リディアの心、昔の王妃みたいに開いたな」


 ルナがリディアの頭上をふわっと飛び、ニヤリと笑う。


「婆さん、いいこと言うじゃん! 姉貴、貴族のガチガチ心も私のキラキラでバッチリ癒したな!」


 私は笑いながらツッコんだ。


「ルナ、癒したのは月見草とみんなの笑顔だよ! でも、キラキラはルナのおかげね」


 リディアがポーションを飲み、穏やかな笑顔で言う。


「エリス、トムに謝りたい。下町の活気を馬鹿にしてたけど、月見草の香りで気づいたわ。心の美しさが本当の価値よね」


 トムが目を丸くし、家族と一緒に笑顔で答える。

 参加者が一斉に声を上げる。


「リディアさん、めっちゃいい人!」

「エリス、下町と貴族、繋いだぜ!」

「星のジュースで心キラキラ!」

「エリスお姉ちゃん、最高!」


 私は胸が熱くなり、リディアとトムに微笑んだ。


「リディアさん、トム、ありがとう。月見草はみんなの心を繋ぐ。この庭で、貴族も平民も笑顔でいよう」


 その時、レオンが階段を駆け下り、金色の髪が月光に輝く。

 いつもの大げさなポーズで叫ぶ。


「よお、エリス! リディアの心変わり、噂で来たぜ! 俺、癒しの王子として貴族と平民の和解を祝う!」


 私は笑いながらツッコんだ。


「レオン殿下、ただのお客でいいですよ! でも、和解のお祝い、ありがとう!」


 レオンがポーションを一気に飲み、目を丸くする。

 参加者と一緒に声を上げる。


「エリス、ルナ、リディア、すげえ! 星のジュースで心キラキラ!」

「庭、王都の光だぜ!」

「和解、めっちゃ最高!」


 テオがそっと月見草のしおりを手に、リディアに渡す。


「リディアさん、このしおり、月見草の癒しの思い出に。貴族の心も輝きますよ」


 リディアがしおりを受け取り、微笑む。

 参加者が一斉に拍手し、声を上げる。


「テオのしおり、キラキラ!」

「エリス、リディア、トム、最高!」

「星のジュース、みんなの光!」

「庭、王都の希望だ!」


 私は月見草の種を手に、皆を見回した。


「リディアさん、トム、下町に月見草の花園が広がってるよ。貴族の庭にも植えて、癒しを広げてほしい」


 リディアが扇子を閉じ、力強く頷く。


「エリス、約束するわ。貴族の庭にも月見草を植える。下町の活気と一緒に、王都を癒すわ」


 トムが笑顔で手を振る。

 参加者が一斉に歓声を上げ、声を揃える。


「エリス、リディア、トム、キラキラ!」

「月見草、貴族も平民も繋ぐぜ!」

「星のジュース、最高!」

「庭、王都の宝!」


 ルナがふわっと私の肩に降り、ニヤリと笑う。


「姉貴、貴族の心までキラキラ! 私の月見草、下町から貴族まで制覇だぜ!」

「ルナ、制覇じゃなくて調和ね! でも、キラキラはルナのおかげ。リディアとトムの笑顔、最高だよ」


 ルナがムッとして空中で一回転し、指を振る。

 月見草の光が一気に強まり、夜光蝶がテーブルを囲んでキラキラと舞う。

 光が「心の月」の幻を作り、淡い光の月が庭に浮かぶ。

 参加者が歓声を上げ、声を揃える。


「エリス、ルナ、キラキラ!」

「月が心を繋いでる!」

「星のジュース、めっちゃ輝いてる!」

「庭、王都の希望!」


 私は月見草に触れ、指先がふわりと光る。

 この庭では、月見草とポーションが貴族と平民の心を繋ぎ、癒しの輪を広げる。

 月見草の香りとポーションの甘さが漂い、夜光蝶が笑顔を照らす。

 この幻想的な庭でのスローライフは、リディアの心変わりでまた一歩進んだ。



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