第41話 爆乳女社長・シャオ
「この度は危ない所を、ありがとうございました。マリリちゃんに改めましてマリスちゃん・・えっと・・・」
「あ、どうも初めまして。私、西明寺大地といいます。西明寺が姓で大地が名ですが、どちらでも呼びやすい方で結構ですよ。」
「では、大地殿、この度は窮地をお救い頂きありがとうございます。私は行商の営んでおります、シャオ・レープといいます。シャオとお呼び下さい。」
スコッパ達の後に現れた女性は、今回の依頼主となる老舗行商であるレープ商会の代表・・・判り易く言う所の社長だった。
商会の代表と言っても見た感じ恐らく30代半ば、俺と余り変わらない様に思える。
それにしても、なんというか目線のやり場に困る。
一言で言うと色気の塊とでも言うか、決して太っている訳では無いがムチムチのまさしくエロボディと言う言葉が似合いそうなそのスタイルは、男ならば誰もが目を奪われる事間違い無しである。
なんかもう漫画かアニメかと言わんばかりの巨乳を通り越した爆乳は、ピッチリとしたまるでチャイナドレスを彷彿とさせるその服装でより一層強調され、揚句には胸元が丸く開いている。
更に腰の部分までの際どいスリットからは、これまたむっちりした太ももを覗かせている。
髪は艶やかな黒色で、後頭部辺りでお団子に揺ってるのも有ってか風体は中国の人の様な印象も受けそうだが、顔立ちはどちらかと言うと日本人顔だ。
その為か、なんか人妻的な色気を感じる気もする。
こんな姿で営業なんて掛けられたら、男なら間違いなく何でも買ってしまう・・・いや買わせて下さいと言ってしまうかも知れないな。
さすが異世界、最高だ。
「マリリちゃんにマリスちゃんお久しぶり。元気そうで何より、にしても2人とも華麗な戦いっぷりだね。所で、大地殿とはどういう関係なの?マリリちゃんの彼氏?それともマリスちゃんの?・・・まさか、二人共の?」
女社長のシャオが2人に問いかける。
あぁ、もうなんか毎度お決まりだな・・・とか思いつつもマリリとマリスが相手ならば悪い気はしないどころか、男として嬉しい限りだ。
「ちょ、ちょっと、シャオさん!か、からかわないで下さいよ!」
否定しつつもいつもの様に顔を真っ赤するマリリさん、可愛い過ぎるでしょ。
「そうそう、大地は僕とおねーちゃんのだよ。」
また誤解を招きそうな事を言いながら、俺の顔を覗き込むマリス。
そういわれるのは正直嬉しいのだが、これはこれでこっぱずかしいので話題を変える事にした。
「えっと、シャオさんと2人は知り合いなの?」
「はい。私達が子供の頃からシャオさんが仕事でクムリ村に滞在されている間に遊んで貰ったりしてましたので、どちらかと言うと私たち2人のお姉さんと言った感じですね。時々、シャオさんだけ私たちの家に滞在する事もありましたので。」
「うんうん、懐かしいね。あんなに小さかった娘達が、今や一目置かれるプラチナクラスの冒険者だなんて、おねーさんは嬉しいよ。」
「ねぇねぇシャオねーちゃん、今回はどれ位クムリに居るの?」
「そうだね、今回は1ヶ月程の滞在の予定だよ。クムリは私達の様な行商にとっては重要な拠点の一つでも有るしね。何より、クムリで入手できる夜光石は品質が高く人気なんだよ。毎度ながら注文も沢山承っていて、嬉しい限りだよ。にしても、困った事に荷馬車がモンスターに襲撃された時に壊れちゃってね。馬の方はマリスちゃんが治癒魔法で直してくれたが、あっちは流石にね。」
シャオは困ったようにため息を付く。
「じゃぁ、大地さんに見て頂いてはどうですか?大地さん、そういうの詳しいんですよ!」
「そうなのですか?では大地殿、助けて頂いたばかりでなんですが荷車を見て頂けますか?ある程度の修理道具は積んであるのですが、生憎今回はそういった事に長けた部下が別の仕事でそちらに行っているもので。」
「ええ、私で良ければ構いませんよ。荷馬車を拝見させて頂きます。」
俺達は壊れた荷馬車の元へ向かった。
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