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詩、紡ぐ場所(α)

小粒な詰め合わせ@Vol.13

作者: 蒼井托都

■マイマスター■



わたしを飼い馴らして


わたしを使役して


わたしを懐柔して


わたしを束縛して


わたしを解放して


わたしを支配して



放っとかないで見捨てないで


理想を描いて演じさせて


すべてあなたの仰せのままに、ね?




■哀願するもの■



なぜ出会うの


なぜ離れるの


外側の世界で別れても


どこかで繋がり合っている


怖ろしいほどの絆が


わたしを呼んでいるから


あなたと出会いたい


あなたと離れたい


あなたに近づきたい


あなたから遠ざかりたい


願って 受け容れて 拒んで 祈って


あなたを愛したい


そんな結論に辿り着く




■Versus■



確かめたいだけなのかもしれない


いつだって私はあなたと戦ってる


挑まれるから挑み返して


主張するから張り合って


あなたに勝ちたい


あなたを捉えたい


上目遣いに策略を巡らせる


本当はただ知りたいだけ


あなたを理解したいだけなのに


理解するために戦って


認めるために挑んで


その繰り返し


毎日 延々と どこまでも




(C)Aoi Tact


ちょっとひねくれた人物の視点だったりシチュエーションの詰め合わせだなあと思います。

Mっ気たっぷりのメイド的な人に、傍に居たいのか離れたいのかどっちだよ!な人に、対抗心が強くて気持ちが見えてない人に。


どの視点も、好きな妄想(?)だったり、現実の自分の性分に通じる部分があるということを、ふと、感じてしまいました。

‟誰か”を演じるように詩を書くことは好きですが、その演技すらも自分が取り入れてきた知識や体験が基になっているんですよね。

なんて、読み返しながらしみじみ考えてしまいました。

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