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メンタル崩壊の足音  作者: 凪(統合失調症)
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PROLOGUE

精神障がい者としての生きずらさ、苦しみや辛さ

でも、受け入れなければならない現実との狭間



真っ白な世界



でも、ここは落ち着くどこなんだろう



何の音・・・でも、心が落ち着いている

何の音なのかが解らない




僕はどこに居るんだ、えっどこ!





ふと、意識が戻る

人の足音,車のエンジン音、電車の音

そう、現実の音だ

いつも通りの雑踏の世界




たまに起きるこの感覚、現実との境界線が解らなくなる感じ

常に頭の中にあるこの白い空間との実際に起きているはずの現実との温度差は何の予兆なのか




これは誰しもが感じているのだろうか

確認は出来るはずもない




そうだ、僕は一人ぼっちなのだから




本当の僕を知っている人は誰もいない

仮面の下はこんな僕な事は誰も知らない




僕は人に合わせ得る事や、その場の雰囲気を壊す事はない

仮面を被った僕は誰にでも好かれるように作られたもだから

人優しく、勉強やスポーツも出来る

人に嫌われる要素はどこにもない




だから誰も詮索もしなければ、心の中を知っている人は誰もいない




仮面を被った僕は完璧主義の優等生

そして、誰にでも好かれる良い奴

相談にも乗ることもでき何となくの返しも出来る




誰も知らない、仮面の下の僕

僕でさえ知らないかも知れない

解らない自分がいた事をいつかは知るのだろう




そして、生と死は平等であり

死は突然のように起きるという事を



 


 


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