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魔女と生活3

「聞いて、聞いて。レオってすっごく頭がいいの!スタスタ迷わず森に入って薬草とか木の実をあっという間に見つけちゃうし。私が間違ったら、ちゃんと鳴いて注意してくれるのよ。帰る時も迷いそうになったけど、レオが教えてくれたからすぐに帰れたの」

「へ〜」

「それでね、それでね、薬草の場所を教えてくれる時二本足で立って、前足で指して教えてくれるんだけど、それがすっごく可愛いの!」

「ふ〜ん」

「でも可愛くって見とれてたら、フーって怒られてでもそれがまた可愛い……って聞いてるの?お兄ちゃん」

「聞いてる聞いてる。それで帰ったと思ったら、俺の頭を斧でかち割ろうとしたんだよな」

「ちゃんと仕事してないからでしょ」


夕食を食べながら兄妹は仲良く、そんな会話を繰り広げていた。

グレータはレオと薬草採りに行ったことが、よほど楽しかったようで。さっきからレオの話ばかりだ。


「今日、一日一緒にいただけだけど、すごく仲良くなれた気がする。そのうち頭くらいは撫でさせてくれるんじゃないかなーって、思うんだよね」


グレータはそう言ってチラッチラッとレオを見る、しかしレオは我関せずといった感じで、自分の食事に集中していて、聞いてもいない。

どうやら仲良くなった気がしたのは、グレータだけのようだ。


「うう、クール……でもそこがいい」

「残念だったな。お兄ちゃんの頭でいいならいつでも撫でていいぞ」


うなだれてしまったグレータに、ヘルフリートがそう言うと「キモい、死ね」とグレータが一刀両断。


「ひどい!」


ルルーはそのやりとりに少し圧倒されながら見たいた。


「賑やかだな……」


今は夕食、朝焼いたパンと干し肉の入ったキッシュが、テーブルに並んでいる。食卓はいつも静かだったから、ルルーはその騒々しさに驚いていた。

兄妹は喋りながらも、あっという間に食べ終わる。


「ごちそうさまでした、今日も美味しかった!」

「お粗末。今日はお疲れ様だったわね。そうだ、お風呂に入る?」


グレータが元気よく言ったあと、ルルーがそう言った。


「ええ!?いいの?」


グレータは顔を輝かせる、ルルーはその反応に驚く。


「そんなに嬉しい?」

「あたりまえよ!家では滅多には入れないもの。いつもは濡れたタオルで拭くとか桶に入れたお湯で頭洗うとかしかできなかったから。本当に入っていいの?嬉しい!」

「へえ、街ではそうなんだ」


ルルーはそう言う。

お湯を沸かすのには薪が必要だ。しかし不景気で薪すらも値上がりしている昨今、たっぷりのお湯が入ったお風呂にはなかなか入れないのだ。たまに街に行くだけのルルーは知らなかった。


「私は魔法でお湯を温められるから、水さえあればすぐに入れるの。あ、でも井戸からの水汲みは手伝ってもらうけどね」

「全然やるよ!やったー久しぶりのお風呂!」

「グレータよかったな。久しぶりにお兄ちゃんと一緒に入ろうか」

「キモい、死ね」

「2回目!」


ヘルフリートはグレータの容赦ない言葉に、またもや項垂れる。


「……はあ……寂しい、昔はこれで喜んでくれたのに……よし!じゃあ今日はルルーと一緒に入ろう」


ヘルフリートは、無駄にキリッとした表情で言った。まったく懲りていないようだ。


「え?な、なんでそうなるのよ!」


ルルーは突然話の矛先が自分にきて驚く、ついでに今日見てしまったヘルフリートの体を思い出して真っ赤になる。


「お兄ちゃんのことは、ほっといていいから。それよりお風呂だよ。お兄ちゃんも手伝って!」


グレータはそう言って立ち上がると、早速井戸に水汲みに向かった。


「はいはい」


ヘルフリートはルルーの可愛い反応にニヤニヤしていたが、グレータの言葉に仕方なさそうに、そう言って立ち上がり手伝う。


ーーーーーー

ザーッと水がバスタブに注がれて満たされる。


「よいしょっと」

「三人で汲むと早いね」


桶を置いてグレータはそう言った。

バスタブは猫足の形をしていて、座れば足が伸ばせるくらいの大きさのものだ。


「それじゃあ、温めるから少し下がって」


ルルーがそう言って手をかざすと、水は数秒で湯気が立ち始めた。


「わあ!凄い、暖かい!」


お湯に触れてグレータははしゃぐ。


「もう入っていいよ」

「やったー」


早速グレータは兄をバスルームから追い出すと、服を脱いでバスタブに入る。

お湯の温度は少し熱いくらいですが、疲れた体には丁度よく気持ちがよかった。


「うわ、気持ちいい。家のバスタブはもっと小さくて。お湯を沸かしながら溜められても入る時にはぬるくなってるから、いつも最後は寒くなるんだよね。ルルーの魔法は便利だね。ここは、食事も美味しいし天国みたい。確実に太ちゃいそう……ルルーはもしかしたら本当に私たちのこと太らせて食べるつもりなのかな」

「そんなことしないわよ」


バスルームに入ったルルーは呆れて言った。最初の印象が悪かったのは分かるが、流石に聞き捨てならない。


「わ、聞かれてた」

「魔女はそもそも人なんか食べません。それよりグレータ、髪の毛用の石鹸があるんだけど使う?」


ルルーはそう言って、自家製の石鹸を取り出す。


「そんなものまであるの?」

「うん、魔法薬の研究の合間に作ってみたの。つけてあげる後ろ向いて」


そう言ってルルーはグレータの頭にお湯をかけ泡だてると頭を洗ってやる。他人が使ったらどんな効果が出るか知りたかった。


「うわ〜いい匂い」

「色々香料も調合してみたの、使い心地はどう?他の人間の意見ってなかなか聞けないから、聞きたかったのよね」


ルルーがそう言うと「文句なしに気持ちいい!毎日できるなら何でもするわ」とグレータはうっとりしながら言った。


「そっか、よかった」


ルルーはそう言って嬉しそうに笑った。こんな風に喜んで貰えるのが初めてだったのだ。


「それにしてもルルーはお人好しだよね、なんだかんだ面倒見てくれるし。逆に心配になるわ」

「……ヘルフリートにも似たようなこと言われたような……」


ルルーはそう言って、今日竃の前で言われたことを思い出した。

やっぱり兄妹だから、言うことも似てくるのかとルルーは苦笑する。


「いやいや、本当に気をつけた方がいいわよ。ルルーって押しの強そうな人に押し切られて、付け込まれそうなことこがあるもん」

「現在進行形で付け込んでる人に言われると、なかなか説得力があるわね」


ルルーは、あきれて言いながらも続ける。


「心配していただかなくても冬の間こき使って。春になったら、追い出してやりますから。ほら、流すから目つぶって」

「は〜い」


お湯で泡を洗い流すと、グレータの髪は心なしか前より少しツヤツヤした気がする。そを見てルルーも満足そうな表情になった。

お風呂で温まったグレータの頬は、ほんのり赤くなり気持ちよさそうに目がとろける。


「はぁ……本当に気持ちいい。春が過ぎてももここにいたいな……いっそ本気で邪魔なお兄ちゃんを消して。ルルーに『私、1人じゃ生きていけないって』泣きついてみようかな。もうちょっとここに居させてもらえるかも……うん!結構ルルーはチョロいから、なんとかなるかも」

「グレータ心の声が漏れてるわよ。せめて計画は心の中で立ててよ」

「あれ、声に出してた?」


グレータはクスクス笑って言う。ルルーは呆れ顔だ、なんとなくグレータはこのまま街に出ても一人で生きて行けそうだ。


「冗談だよ。ちゃんと春になったら出て行くよ」

「グレータは本当にしそうで怖いんだよね、ほら体は自分で洗ってね」


ルルーはそう言って石鹸を渡す。


「は〜い、それにしてもこの石鹸もいい匂いだし、よく落ちるのね。街で売ったらすごい儲けられそうなのに、そういう事しないの?」


グレータは石鹸を泡だて、体を洗いながら聞く。こんなに使い心地のいいものはグレータは初めて使った、肌触りもよくこちらも香りがいい。これなら貴族相手でも、十分売れそうだ。


「街には一応薬草とか作って売りに行ってるんだけど。でもできるだけ魔女ってばれたくないからあんまり目立ちたくないの」

「なんで隠れるようになったの?魔女ってもっと怖いものだと、思ってたけど喋ってみたら結構普通だし、っていうかむしろチョロ……じゃなくて優しいし」

「また、チョロいって言った……」


不思議そうに聞いたグレータに、ルルーはがっくりとうなだれる。しかし、気を取直して説明する。これには複雑な理由があるのだ。


「実はね、大昔は魔女や魔法使いはこんな関係じゃなく、むしろ仲良く一緒に街で暮らしていたのよ」

「そうなの?」

「私が生まれるずっと前の話だけどね、だから私も聞いた話しかしらないの。でも薬や魔道具なんかを売ったりして、助け合って生きていたらしいわ。この家も人が沢山行き来していたらしい、魔力がある子供が生まれると、ここに預けられて魔女や魔法使いになるために修行するのが普通だったの。だからこの森は魔女の森と言われていたのよ」

「へー始めて聞いたわ」


グレータは驚く、そんな話は街では一度も聞いた事がない、むしろ魔女は恐ろしいもの忌むべきものとまで思われているのに。


「なんでそうじゃなくなったの?」

「魔物っているじゃない?」

「うん」


特に子供はしつこいぐらいに怖いもだと注意されるし、悪い子は魔物に攫われるという脅し文句まであったから、グレータはよく知っていた。


「昔、魔物はほとんどいなかったのよ」

「え?そうなの?」


またもや知らなかった事実に、グレータは驚く。

魔物は街にいれば滅多に合うことはないが、山や人里離れた場所などは魔物が出るから、絶対にひとりでは行っては行けないと言われる。

事実、今では深い森や森に近い小さな村には、気まぐれのようにあらわれては人を襲うという話をよく聞く。それぐらい魔物は身近な存在だ。

大人たちが魔女の森に入るなというのも、そういう理由があったのだ。


「そう、でも徐々に魔物が増えてくると、今度は魔物が増えたのは魔女や魔法使いの所為だと言う人があらわれはじめたの」

「え?関係があるの?」

「全くないんだけどね、ただ魔物にも魔力があって不思議な力を使うから、魔女や魔法使いが操ってるんじゃないかと関連付けられた…」


最初は誰もそんなこと信じなかった、魔女や魔法使いがそんな事をするわけがないと。かばいすらしたのだ。

でもだんだん魔物が増えて、その魔物を退治するのに手荒な人間が増えると治安も悪くなり、それに伴い国の経済が悪化していった。そして暮らしが困窮してくると、今度は本当にみんな魔女や魔法使いが何かしてるんじゃないかと疑心暗鬼にかかってきた。


「一度育った疑念は、そう簡単に無くならなかった……」


ルルーは目を伏せ悲しそうな顔をして言った。

原因のわからない不可解な魔物の増植に生活の不安まで重なると。人々は今度は原因を探し始めた。そうなると一番に矢面に立つのは魔女や魔法使いだったのだ。

特に、魔法使いや魔女と関係がうすかった国の上層部は、その説に飛びついて一挙に魔女や魔法使いを悪者に仕立て上げたのだ。

それは魔女や魔法使いの迫害につながり、結果魔女や魔法使いたちは街から追われるようになった。

そして今のように隠れて暮らすようになり。誰にも知られる事がなくなった。

結果魔女が恐ろしいものだという虚像が出来上がったのだ。


「私の師匠だった先代の魔女が、氷の魔法を使うって言ったでしょ?」

「ああ、そんな事言ってたわね」

「この森には冬になると氷狼が出るの。同じような氷の魔法を使うから、余計に変な疑惑を持たれてしまったのよ。だからおばあちゃん、先代の魔女のことね。はこの家と森に結界を張って人が街に戻ってしまうように、狼は街まで行かないようにしたのよ」

「結界ってそういう意味があったんだ。ただ関わりたくないだけかと思った」


グレータは納得したように頷く。


「……まあ、その理由もあるわ。でも関わりたくない理由は他にもあるんだけどね……」


ルルーは少し複雑そうな顔で、最後にぼそりと言った。


「え?何か言った?」

「う、ううん、なんでもない」


ルルーは慌てて誤魔化す。


「そういえば魔物が増えたのは何が理由なの?そもそも理由はわかっているの?」

「わかってるわ」

「え?わかってるの?」


グレータは、まさかわかっているとは思わず、声をあげる。


「一応ね、これが一番可能性が高いだろうっていうのが一つ。ただ資料が少なくてなかなかわからなかったの」

「原因はなんなの?」

「魔王よ」

「魔王?」

「そう、魔王は数百年に一度の周期で現れるの。恐ろしい力を持っていて、魔物を操り、人間を襲う最強の魔物と言われてる。前回、現れたのが大昔で、しかも資料が紛失していたから誰も分からなかった」

「本当?」

「おそらくね……過去に魔王が復活した時も、何十年もかけてゆっくりと魔物が増えていったという資料が残ってる。その後魔王が復活したと記録にあった。だから今、魔物が増えているのは魔王の復活のサイン。でもさっきも言ったけど前に魔王が出た時がかなり昔で。しかも魔女や魔法使いが迫害された時に、同時に貴重な資料も紛失したこともあって、判明するのが遅くなってしまった」

「でも、わかったのなら、今から皆んなで協力すればなんとかなるんじゃないの?」

「そう出来ればいいんだけどね……」


ルルーはそう言って、ため息をつく。

分かった当時、人は魔女や魔法使いが魔物の原因だと思っていて、誰も信じてくれなかった。

結局、魔女や魔法使いは静かに身を隠すことしかできなくなてしまい。魔女や魔法使いの数も減ってしまったから、もはや魔王に抵抗も出来ないのだ。

ルルーはそう説明する。


「私はこの森にずっといて他の魔法使いと交流がないから、どれだけの魔法使いが残っているのかわからないけど。魔力のある子供が生まれても、私みたいに捨てられたり死んでしまって新しく育てることもできないのよ」


ちなみに、魔女や魔法使いは普通の人間から突然生まれる。その確率は1万人に1人ぐらいの割合だ。

「じゃあどうするの?魔王はもう蘇っているの?」


ルルーはため息をついて言う。


「どうすればいいかはわからないわ。でも蘇るとしたらあと10年か30年後になるだろうと言われてるの」

「30年先……ってかなり先ね」


そうなのだ、進行はゆっくりで。しかしだからこそ魔女や魔法使いは迫害され、気がついたら取り返しがつかなくなるのだ。そのせいで過去魔王が復活した時も甚大な被害が出たらしい。


「対抗する措置が何もないから、遅くても早くてもあんまり関係なんだけどね。案外あっという間に来たりするものなのよ……ってこれは受け売りなんだけど、おばあちゃんが言ってたわ」

「そっか〜まあ、どちらにしても私にはどうすることも出来ないってのはわかったわ」


グレータは不安そうな顔をしつつ、壮大すぎる話にそう言う。


「まあ、そういうことね。そろそろ出た方がいいわ、のぼせるわよ」


ルルーがそう言うとグレータは「うん」こたえバスタブから出た。

その後、ルルーやヘルフリートも順番に風呂に入ったりしているとあっという間に夜もふけた。

三人と一匹はそれぞれの部屋で寝る準備をする。


グレータとヘルフリートは昨日と同じで二人で一つのベッドで眠ることになった。グレータはまたルルーのお古のパジャマをもらった、ヘルフリートもこれまた過去に住んでいた魔法使いの服が残っていたので、それを着ている。かなり古いが状態のいいもので着るには十分だった。

お風呂に入って、新しい服までもらってグレータは嬉しそうだ。


「そういえば。お風呂で随分盛り上がってたな、何話してたんだ?」

「ん?ああ、魔王のことね」

「魔王?」


そう聞いたヘルフリートに。グレータはお風呂で聞いた、魔女と魔法使いが迫害された経緯と、魔王の話をした。


「……そうだったんだ、魔女が怖がられていることにそんな理由があるなんて俺も知らなかった」

聞いたヘルフリートは、意外な事実に驚く。


「でもグレータが言った通り。結局のところ俺たちには、どうすることも出来ないな」

「私たちはそもそも、春からどうなるのかわからないものね。下手したら魔王に滅ぼされる前に死んじゃうわ」


とりあえずルルーを脅して、春までこの家に置いてもらえることになったが、その先のことは何も決まってない。とはいえ家には絶対に戻れない、かといって他の街に行ってもちゃんとした生活がおくれる保証はない。グレータはため息をつく。


「まあ、その時はその時に考えるしかないな」


ヘルフリートはそう言って、優しくグレータの頭を撫でる。


「それに明日からのことも大事だ。ルルーが言った通り、働かないと冬も越せない」

「そうだね、明日こそお兄ちゃんは頑張って仕事しないとね」

「いや、何回も言ったけど、俺はちゃんと働いてたんだよ」

「はいはい。じゃおやすみ〜」

「え……ちゃんと聞いて。……まあ、いっか。おやすみ」


一方の部屋でもルルーは、眠るためにベッドで準備をしていた。ベッドのそばには猫が寝る用の籠が置かれていて、その中にはレオが丸くなって毛づくろいをしている。

ルルーは髪をときながらレオに話しかける。


「ねえ、レオあの2人は本当に賑やかだったね」


レオは同意するようにニャーと鳴いた。


「私は面白かったけど、レオはどう思った?」


レオは少し不満そうな表情になる。


「やっぱり騒がしいのは苦手か」


レオは、その通りと言うように喉をグルグル鳴らし、抗議する。


「怒らないでよ。しょうがないよ、真夜中に森を歩くのは危険だし。あんな話聞いたらますます追い出せなくなるよ。……レオだって同じ立場だったら断れないでしょ?まあ、春までだしそれまで我慢してね」


そう言ってルルーはレオの頭を撫でる、レオは不満そうな顔だが。

仕方ないとばかりに目をそらした。


「そうだ、ヘルフリートはまだしもグレータって口は悪いけど、なかなか可愛顔してるよね?レオもそう思ったでしょ?」


そう言うとレオはさらに顔をしかめ、明らかに嫌な顔をしてフンっとばかりにそっぽを向いてしまう。

そうしてもう眠いからと言うように、丸くなると完全に眠る体勢になってしまいもう何も答えなくなった。

ルルーは苦笑して「せっかくだから、仲良くなればいいのにって思ったのに……しょうがないか…おやすみ」と言ってベッドに入った。

最初はどうなるかと思ったが、今日のことを思い出してみるとそれなりに楽しかった。

ルルーはそう思って目を閉じた。

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